CD店店員をしていた99年当時、店頭で流していて、ものすごく気に入ってしまった一枚である。
当時日本ではまだ無名で、アメリカでは私の大好きなドラマ「ドーソンズ・クリーク」の中でI'll beが使われたことで一気に有名になった
エドウィン・マッケインが、哀愁を帯びて歌うDiane Warren作曲の超名曲で始まる。これをきっかけに彼らは、映画のサントラにちょこちょこ楽曲が収録されることになる。
2曲目には、のちにTara Maclean率いるバンド:Shayeにカバーされることになるシネイド・ローハンの楽曲。4曲目には、やはり個人的に好きなベスの一曲。そして、今や世界規模の人気となったフェイス・ヒルのversion違いのLet me let go。さらに、当時初の
英語詞によるナンバーとなった
スペイン語圏
イタリア語圏を越えて世界的ブレイクを果たしたラウラ・パウジーニの、ベスト作にものちに収録された情熱的な一曲などなかなかな楽曲が揃う。
そんな中、その美声と印象的な楽曲で、個人的にもとりわけ目をひいたのが(耳かな?!)当時16歳でDavid Fosterプロデュース曲を歌った
スウェーデン出身のAnna Nordellである。この大チャンスを得た後、彼女はしばらく全く音沙汰がなくなるが、その後いくつかのスカンジナビア圏のアーティストにfeatureされ、なんと今年初夏頃に、現地語だがシングルDar finns du anで待望のソロデビューを果たし、HPも存在する!彼女を知って以来どんなに待ちわびていたことだろうか、隣国
ノルウェーからそのシングルを買い求めたほどだ。彼女の今後の動向が注目されるところだ。