薬師寺の西塔ができて間もなく、タクシーで薬師寺を訪ねました。その時、運転手さんが、コンクリートより、ヒノキのほうが、ずっと長持ちするのだということを話してくださいました。国の補助がずっと少ないにもかかわらず、木で創建したとのこと。当時、テレビのワイドショウー出ていた薬師寺の管主(名前を失念しました)が、費用捻出のためにワイドショーに出ていたことを知りました。その後、写経で費用が集まったことなど・・・。ヒノキで作らなければいかないと強硬に主著したのが、西岡常一さんだったことを知って感銘を受けました。
ビデオを拝見していて、最初はお元気なお姿だったのに、徐々に衰えていかれる姿を見て、胸が詰まりました。若い人に優しく丁寧に道具のことなどを教えている姿は、一流の人はどこか違うと、感心しながら拝見しました。若い世代が育っていることを確信して、逝かれたのだと思います。心から合掌です。
古代から木材の使い方がよくわかった。
宮大工が木材の性質をうまく利用して奮闘されていることがよく
分かりました。
宮大工の巧みな技に驚きです。
特に木の組み方があれほど場所に応じて変化があるとは
思いませんでした。また、その組み方にはきちんとした
理由があるわけで、それが千年もの間、受け継がれてきたものであるということの裏付けなのかもしれませんね。
とにかくかっこいい!