一番のお奨めは、おまけに入っている「この世界の片隅で」の、歌に合わせて流れる画像が実は名場面集だったりするわけで、とてもお買い得でした。声優さんがたのコーラスなんですけど、しみじみいいです。
涼風真世さんのソロ部分は、さすが
宝塚!な盛り上げ方ですし。
TV版全巻買うのはしんどいけど、これでとりあえず一番ぐっとくるところは揃っているかなと。
この巻之九には、斉藤一との再会から、剣心と薫の別れまでが収録されています。ちょうどコミックス七巻をまとめた形になっており、非常にまとまりがよく、数あるコレクションのなかでも、お気に入りの1本です。
特に、剣心と薫の別れのシーンは、原作者の和月先生が、「監督さんがおもいっきり力をそそいでくれた」とおっしゃっていたように、幻想的に2人の周りを舞う蛍、剣心に「さよなら」と言われた後の薫の表情、闇に消える剣心、それら全てが、別れの雰囲気を引き立てていました。
また、幕末の回想シーンには、沖田宗司も登場しており、沖田ファンにもおすすめです。