前に持ってて読んだ事あるけどまた買いました。 やっぱりいいねぇ。
初めてこの作家さんの作品を手に取りました。レビューが高評価だったのと、パパ同士というのが面白そうだったので。 読んでみたら、予想外に良くて4回も5回も読み直してしまいました。通常、マンガは多くて3回くらいしか 読まないのですが。
絵的には正直、好みではないのですが、とても上手で綺麗です。女性作家さんでここまで緻密に、デッサン狂いもなく 描きこまれた魅力的な画面はあまり見たことがありません。
表題作は、パパ同士も素敵ですがなんといっても子供たちの描写が素晴らしい。作者さんがご自分のお子さんを観察して 描かれているのでしょうか。すごくリアルで愛おしい。子供たちの画面だけ拾い読みしたりもしてしまいます。 黒髪パパの別れた奥さん、あっけらかんとして行動力のあるキャリアウーマンという感じで好感が持てる・・・ような 気が一瞬しましたが、自分の息子を簡単に捨てたヒトなんだよな、と思うとちょっと考えてしまいました。
収録作のキャバクラマネージャーと社長のお話は、残念ながら惹かれません。自分が夜の仕事に従事していた経験があるからか あり得なすぎるという感想しか持ちませんでした。BL本まみれのキャバクラって一体??ノンケ同士がBL好きな女性(妹)の たった一言で関係を持つ??全てにハテナマークです。特に2話目のラストのセリフ、蛇足だったのでは。
アパートのお話。別コミック収録作品のスピンオフとのことですが、そちらを読んでいない私にはまったく意味不明の ストーリーでした。
詰まるところ、表題作だけで一冊通して読みたかった、というのが本音です。 突っ込みどころは全部の話を通して多々ありますが、全体的には満足なので購入して良かった。 ただ、作家買いはないかな。今後も、レビューを参考にして決めたいと思います。
昔、テレビで実写版のイメージが強くはっきりいって苦手でした。 その流れで漫画も興味がなく、興味を持ったきっかけはひょんなことから耳にした橋幸夫さんが歌う子連れ狼の歌でした。 年を重ねて気づくいい歌で、歌詞の内容からイメージが膨れあがると漫画も見たくなり、いきなり新・子連れ狼を見てしまいましたがすごくいいので改めて最初から買い始めました。
作画の方が変わりますがどちらも素敵です。違和感ないです。
本当にこだわりを持つ方は色々意見が分かれると思いますが、 そういった見方を意識せず引き込まれる話の内容や絵の静けさがあります。
見終わった後にジーンとしたものがいつまでも張り付いて離れず心が落ち着く感じがします。 世界中で読まれ今も売れ続けている物には意味がありますね。人生の中で出会えて良かったとおもいます。
時代劇はやはり彼らの時代が最高ですね(^.^)萬屋錦之助も良かったですが、富三郎様の子連れ狼は殺陣シーンが大胆で多少引きますが、観ていて技術の高さに感激します。
子連れ狼のミュージックファイルはこの第1部と第2・3部編が出ていますが、TVドラマ版の子連れ狼第3部で有名な「しとしとぴっちゃん…」にこだわらなければ、こちらで充分「極楽浄土」とあいなります。やや単調な箇所も有りますが「良いドラマに良い音楽」の見本のような一枚です。戦いの場面のBGMは素晴らしい物ばかりで、33曲目の「裏柳生」など30年以上前の音源ながら驚くべき斬新さ!現在のニューウェーヴにも肩を並べる凄さです。個人的には絶対のオススメ!密かな愛聴盤です。
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