付属のマウンティングアダプタと念のため、アダプタロングを購入して取り付けました。汎用品だからしょうがないとは思いますが、ちょうど良い位置に高さを調整しようとすると、バーエンドで本体が少し斜めに取り付くことになりました。
それだけならいいのですが斜めに取り付くため、雨が降ると心配です。バーの中に水が入りそう。
やはり、純正があるなら純正が一番ですね。
買ったレンズには、装着できないものを除いて全てにケンコーのPRO1DかZetaを着けています。
装着して、画質劣化やAFに支障をきたすなどの障害を、今まで感じたことはありません。
むしろ、雨や子供を近接撮影したときに触られたときの指紋、不意に着いたヨゴレ等を、後から拭き取る
時に何の躊躇いもなく綺麗に出来る(出先において不意にレンズを綺麗にする場面など)事の方が
大きいと思います。
また、先日怖い思いをしました。レンズを急いで取り替えるとき、床に70-200mmF2.8を置こうと思って
レンズキャップをしてレンズ面を下にして丁寧に置こうと思ったつもりが、床から10cmのところから斜めに
手から滑り落ちてしまい、鈍い音を聞く羽目に。恐る恐るレンズキャップを外してみると、そこには見事に
割れたPRO1Dがありました。青ざめながら手にガラス片を受けながらフィルターを外してみると、なんとか
前玉は表面の塗装にガラス片で数ミリ傷が付いた程度で無事でした。保護フィルターをしていなくても
前玉の分厚さなら割れなかったかもしれませんし、むしろ保護フィルターを使っていたから破片で表面の
コーティングに傷が付いてしまったのかもしれませんが、これは保険が効いたものと思うことにしています。
(ただ、Zetaはどうか分かりませんが、PRO1Dの方は破片が普通のガラスと同じで大変危険です)
ということで、今はまたうちの70-200mmF2.8VR2にはZetaをつけた次第です。
巷では酷すぎる映画としてカルト化している本作、後に英国映画界で活躍する、豪華なキャストとのミスマッチが印象的です。
字幕なしの原語で拝見した筆者には良くプロットが理解出来なかったのですが、
英語圏ファンも「2度観たがワケが解らん。」と書いて居り、ストーリーより60年代風のキッチュな感覚と、一般映画ギリギリ(指定はR)のお色気を楽しむ映画です。
主演のモテモテのタレ目のスパイ;ジェームズ・ウォード(この名前も酷い)にロビン・ホードン(「
恐竜時代」、「悪い事しまショ!」)
ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス(「ナバロンの要塞」「チキ・チキ・バン・バン」)
チャールズ・ホートリー(キャリー・オン・シリーズ)
と言った男優陣はもちろん
スタークラッシュのキャロライン・マンロー嬢が身に着けたスペース・ビキニが夜会服に見える三角ビキニとニップレスだけの衣装を身に着けさせられたヴァレリー・リオン(「王女テラの棺」、キャリー・オン・シリーズ)。
出演時間の1/3以上はストリップ・
ポーカーをやっているユッテ・ステンスガルド(「恐怖の吸血美女」)
そして謎の美女軍を引いて英国の美女を誘拐・洗脳をする首魁ゼータにドーン・アダムス(ジキル博士の二つの顔」「黒いチューリップ」「気分を出してもう一度」)
と言った美女軍が出演しています。
・毒々しい原色や溶融するスライドを使用したサイケデリックな照明
・秘密基地のどうみても段ボールとコンパネでこさえたと思しきセット
・使用する布の量では一般映画最少記録ではないかと思える衣装
・ジョニー・ホークスワースのご機嫌なグループ・サウンズ&ラウンジ系音楽
・筋力の無いセミヌード女性のフラフラしたアクション
・田園風景下、狩猟衣装を着た英国紳士達による裸女狩り
等、大陸のユーロ・トラッシュに負けないユーモア、キッチュさ、緩さを醸し出しており、その手の映画のファンの方には一見の価値が有るのではないでしょうか。
本ブルーレイは他に先に出すべき作品が多々有るだろうという批判を余所に米国で発売された物。
日本と同じ「リージョンA」ですので国内機器で再生可能です。
字幕、音声特典等は一切なく、本作とジャック・カーディフ監督、マリアンヌ・フェイスフル&アラン・ドロン主演の「あの胸にもういちど」の予告編が付いていました。
メニュー画面は本作内のエロティックな洗脳マシンの内部をループさせたもので暫く項目を選ぶのも忘れて観呆けてしまいました。