全編通して有名無名をとわず様々な人がビートルズと自分のエピソードを語るだけの映像集。 他愛無い話から、つくったかのような見事なエピソードまで様々で ネタのように出来過ぎた話は、雑誌などの活字媒体で読んだら話半分で信用はしなかったろうと思います。 ただホームビデオに毛の生えた程度の映像で見る語り手の表情は皆一様に輝いており 多少の記憶の美化作用はあるにせよ、その人にとってはこころの底から嬉しかった本当にあった出来事なのだということが良くわかります。 出演者も作り手も我々見る側も全員が笑顔になる実に幸福感あふれる作品。
レアな話も当然多いです。 個人的にはジョンとアート・ガーファンクルがお互いの相棒のポールについて話すエピソードはファンなら是非知っておきたい話だと思います。
2枚組みにソロの代表曲がたくさん収められています。 ウイングス時代の代表曲も入れられていますが、元々ボーカルの線が細いため 「・・・・・・・・・・・・・・・・う〜ん」という感じです。(ということで、☆1つ減点です) むしろ、オリジナルがいい味出してます。
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