マニュアルを見ずに,普段手で淹れてる時の感じの豆と水の量で淹れてみたら,ちょっと濃く出過ぎておいしくなかった。でもマニュアルをよく見てから,淹れてみたところ,非常に飲みやすいおいしいコーヒーが淹れられました。
真空ステンレスサーバーのおかげで,保温しないので,煮詰まってしまうこともないのはいいのですが,この真空ステンレスサーバーは,ステンレスポットのように保温力が高いわけではないと思いました。でも淹れたコーヒーをゆっくりみんなで飲む分には十分の保温ですが,半日後に飲もうかと思うとちょっとぬるいので,すこしレンジでチンしたくなるかもしれません。
当初このレコードが出たときは毎日のように
ジャズ喫茶でリクエストされていましたコルトレーン絶頂期に出た名盤の一枚です。あまりにも美しいこの曲は何処かで聞いたような気がしていましたが、ミュージカル映画”サウンド・オブ・ミュージック”の中の一曲”マイ・フェバリット・シングス(私の好きな事々)”であることに気付いたのは後程のことでした。元々
ジャズ・スタンダード曲はブロードウェイ・ミュージカルのヒット曲が大多数を占めている事は周知の事実ですが、コルトレーンがこの曲を演奏するとは思っても見なかったので、気が付かなかったのです。そこで調べてみましたらこのミュージカルがミュージカル作家の”リチャード・ロジャース”と”オスカー・ハマーシュタイン”制作によりブロードウェイで初演されたのが1959年で1443回のロングラン公演となりました。その後1965年に女優の”ジュリー・アンドリュース”主演で映画になり世界中で大ヒットしたのです。映画の中ではあの”ドレミの歌”が余りにも有名となったため、この曲が目立たなかったのです。ところがこのレコーディングはブロードウェイ初演の翌年1960年にされたものでした。ですからやはりコルトレーンは名曲の目のつけどころが違うものですね。このレコードではミュージカルの名曲だけをチョイスしてコルトレーンがカルテットで演奏しておりますが、これらの美しい曲をコルトレーンとメンバーは全く新しいイメージをこれらの曲に与えております。コルトレーンのソプラノ・サックスに加えて”マッコイ・タイナー”の美しいピアノのアドリブも聞き物の一つです。