柴田書店の家庭向け料理本の第四弾 牛肉版です。
この本の姉妹として「豚肉」・「鶏肉」・「魚介」が発刊されてます。
今回は牛肉なので、簡単なものから若干、手のかかる料理があります。
分量は大体1〜2人前で構成(一部、「作りやすい量」の記載あり)
材料も今までのに比べたら揃えやすいですが、一部、自分で調味料を作らないといけない料理が多々出ます。
「サルサヴェルテ」がレシピ内で、出てきてコレを作らなければいけません。
(本、内部に作り方、分量の記載があります。※すり鉢使用)
「ブロード」も出てきます。これも自分で作るのですが、大まかな分量も記載がありません。
ネット等で調べるか、コンソメ等で代用する感じでしょうか。
「ソフリット」分量の記載がありません。
くせのない油で、みじん切りにした、にんじん、玉ねぎ、セロリをたっぷりの油で
素揚げしたように炒めたもの、とあります。
「ガルム」はで魚醤の一種です。
あと、レシピ内に「パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ」が頻繁に出ますので買っておくといいかも。
食材のカテゴリは
「薄切り・こま切れ、切り落とし」
・15品(ブロード、ガルム使用)
「すき焼き、しゃぶしゃぶ用」
・12品
「焼き肉用(タン含む)」
・14品(ブロード、サルサヴェルデ使用)
「ステーキ用」
・11品(ブロード、ガルム使用)
「塊肉」
・14品(ブロード使用)
「挽き肉」
・16品(ブロード、ソフリット使用)
「すじ肉、小腸、ハチノス、レバー」
・8品
の合計90品で構成。
今回は今までの本と比べ結構クセの強い本になっております。
個人的には、時間をかけるレシピが多いと感じ、休日の晩御飯のレシピにオススメ。
自分は、まかない、の幅を増やすのに良い感じでした。
レパートリは増えるのですが今回は全体的にクセが強いので購入するのであれば
すでに既刊されている3冊と比べてからの方がいいです。
個人的には
使える魚介レシピ: スーパーで買える魚介で作れる106品をオススメします。
ネットで購入する際に参考していただければ幸いです。
好みの範囲ですが、「脂身が少なく、肉汁のうまみが好き」という方にはこれはお勧めです。 従前の
オーストラリア肉の臭みは少なく、おそらく日本向けに飼料もかえている可能性もあります。
ブルーレアかレアでが美味しいと思います。