1981-82年に出た写真集(全8巻)を再編集して、全3巻の文庫版としたもの。
第3巻の本書は「パルミラからヴァチカンへ」。
パルミラ、アレッポ、ダマスカス、バグダッドと旅が進んでいく。このあたりにくると、もう日本人とは遠く離れた顔立ちになる。そして
エジプトへ。シルクロードなのに
エジプトに立ち寄っているところが面白い。やがてトルコへ戻り、イスタンブールから
アテネ、ナポリ、ヴァチカンへ。
写真と文章は半々くらい。
写真集としては特別なものを感じなかった。旅の過程に従って、景色や人々が撮影されている。篠山紀信氏の仕事としてはどうだろう。ブームに乗っただけの企画という気がする。
ボーカル以外のバックが厚くないため、しっとりと聞きたいときにおすすめ。天気でたとえると晴天より薄曇りの小雨の日に聞きたい一枚。カフェなんかでかかっていると、リラックスして時を忘れそう
正直これほど素晴らしいとは考えてませんでした。歌い手はバルトリであるし、歌唱にはまったく問題ないと想像はしていました。ですがサリエリという偉大な音楽家の音楽を今日まで知らなかった僕にとって、ついついこの作品を手に取るのを躊躇していたところがありました。いまから考えると、まったく馬鹿げた不安だったのです。最初のトラックの
アリアが流れると、全身に電気が走るような衝撃を受けました。最後のアルミーダの
アリアまで、飽きる事無くいっきに聴いてました。もっともっと多くの人がこのCDを手に取る事を祈ります。