茜さんの描く絵は緻密で少々癖はありますが私は好きです。 この点評価できますが、あからさまに打ち切りになったような終わり方は出版元の事情でしょうが、せめてアニメ最終話までの話は描いてほしかった。。 アニメでは少なかったノノとラルクの話も多めに絡ませればイイ線に行ったと思うのですが、その点残念です。
収録内容 ACT30 その優しさをいつまでも プールを訪れた敦河達、相変わらず女性陣に振り回されて・・・ ACT31 フシギゴコロ、惹カレルココロ 朝から岬に呼び出された敦河だったが、岬の目的は・・・ ACT32 ロスト・タイム 文化祭の劇で主役をやることになった敦河、ジュリエットの姿で校内を・・・そして宇羅が・・・ ACT33 決戦前夜 アレンジされた台本に違和感?を覚える敦河、演劇部の練習が続く中・・・ ACT34 偽醒者〜ヘテロ〜 文化祭当日、遂に岬(ヘテロ)がその正体を現し・・・ ACT35 狂気の伝染 岬により語られる真実・・・そして岬に倒されていく燕達を見た敦河は・・・ OTHER.6 不思議の国のカクテル カクテルが目覚めた場所、そこはご主人様を失った自動人形が最後に行き着く場所・・・しかしカクテルには帰る場所が・・・
ACT30〜33までは裏で岬が暗躍していますが、ほぼラブコメ的な内容ですが、ACT34〜一気にストーリーが急展開!遂に敦河の秘密が・・・ 次巻が待ち遠しい内容で終わっています。
この物語は全体的に重い雰囲気が漂っていました。ですがその中にも、タイガ達のドタバタな日常が あったり、ツバメ姉さんとのドキドキするイベントがあります。重苦しい背景の中で、こういった楽しい場 面というのはとても映えていたように思えます。 最終巻である8巻は色々なことに決着がつきます。タイガの気持ちも、ツバメ姉さんの気持ちも、7巻 から続いている戦いの決着も。自分は1巻から買っているので結構思い入れもあって、もう少し登場人 物たちの日常を見ていたい気持ちになりました。 また、ハッピーエンドで終わってくれて嬉しい限りなのですが、最終話のあるシーンは人によっては過 激過ぎると思われる方も出てくるはずです。ただ、それが二人の愛の形であると思えば、そんな目では 見れなくなる・・・はず!作者さんも巻末にて「コイツ逃げてる!って思われる展開だけにはしたくなかっ た」と仰ってます(笑)
最後に「姉」という言葉に反応してしまう方には是非、1巻からのご購読をオススメいたします(笑)
|