童友社の長寿商品「JOYJOYコレクション 姫路城」が、
2008年春に価格とパッケージを改訂されたバージョン。
商品内容に変化はない。

完成寸法、長さ175×幅115×高さ83mm（公称）。
ちょうど大人の手のひらほどの大きさである。

姫路城は実物からして複雑な構造で、模型も部品が多くなりがちだが、
本品は童友社製の姫路城のキットとしては
もっともスケールが小さく、部品点数が少ない。
部品精度は同社製の城郭模型全体でもマシな部類だと思うので
組み立てはそう難しくないはずだ。

ただし部品点数が少ないのは、それだけ省略されているから。
細かく実物と見比べると相違も少なくないので、
気になる人は「スタンダード」や「デラックス」に挑むといい。

なお、本品の組み立てには別売りの接着剤が必要である。
最近はオレンジ油（リモネン）を使った
毒性の少ない接着剤も売られているが、
これは基本的に部品がピッタリ合う、高い精度の製品に使うもの。
本品程度の部品精度では使いにくい。
タミヤの白キャップ「タミヤセメント」等の、
樹脂入り接着剤をお勧めする。

「カサンドラクロス」などで、当時、世界で最も期待される監督、といわれたジョージ・P・コスマトスの傑作です。
ちなみに原作は無い、映画オリジナルの作品ですが、｢ランボー｣の原作者である、デイヴィット・マレルも自らノヴェライズしているほど納得いく出来の作品。
前作と同じく社会性が強い内容で、｢戦時中行方不明者｣の探索をするために、刑務所に入っていたランボーを引っ張り出し、たった一人ベトナムへ潜入させるという内容。
大掛かりな調査団を派遣するわけにも行かず、身寄りのないランボーがたとえ死んだとて、｢損失は無い｣と考える酷い奴らが立てた計画ですが、ランボー自身｢もしかしたら自分が戦時中行方不明者になっていたかもしれない｣という気持ちもあったのでしょうか、無理な決死行を受けます。
しかし、この話には裏があり・・・・・
今回もランボーは国（というより一部のCIA高官）に裏切られます。
潜入したベトナム側にしてみたらランボーはスパイなので当然ですが、｢国は俺達を見捨ててはいなかった｣と信じたランボーに対する、容赦ない政府のエゴ。
政府が見捨てても、虐待を受け、明日をも知れぬ姿の捕虜を実際に目にしてしまったランボーは、皆を連れ大脱走をします。
ナイフや弓でゲリラ戦を繰り広げる見せ場だけではなく、ラストの戦闘ヘリ同士の戦闘の迫力は「ブルーサンダー」にも負けません。
｢故郷へ帰れるんだ！｣と弱々しく叫ぶ捕虜達の姿は感動的。
なお、この映画に登場する弓（RAMという特注の弓）は、映画の撮影のために作られたものですが、インチキなものではありません。
プロの兵器開発者が新開発した、当時の戦闘弓として最高の性能を持つものだったらしいです（ランボー・ナイフと同じく、本物のゲリラ戦の兵士が欲しがったという程。たかが映画に、実戦で使われているものより優れたものを発明させるというのは凄い）。
リアリティが並のアクションとは違います。
いまだにアクションの金字塔といえる作品のうえ、音響も特に優れた映画のため、DVD版は超お勧めです。

歌も良く、雰囲気も良いのでぜひその場で歌を聴きたかったなぁと思いました。当然ですが、森山直太郎さんのコンサートなので映像としてはほぼ動きはありません。予定してなかっただろうアンコールがあり、ギターだけで歌うのを見て森山直太郎さんの人柄がうかがえて良いです。