ファンタジーとして、とても素敵な作品だと思いました。確かに、現実離れし過ぎているし、展開していく上での大人の反応などは現実では考えられません。けれど、ファンタジーとしての物語、作品として見てる分には、とても素敵な映画だと思いました。 子ども達同士の友情のようなものや、親子の愛など、人同士の絆のようなものが感じられて、なんだかあったかい気持ちになるような、子ども時代の子どものときにだけしかない世界のようなものを思いだしたり、ファンタジー映画として見るには、最高な作品だと思います。 子ども時代の、なんか懐かしいような気持ちが蘇るかもしれません。
400年以上前に遡り現代ロマンを展開する壮大な歴史絵巻に圧倒されました。日本人としての西洋音楽受容のルーツをたどり、時として、枠を超えて、
ジャズやフラメンコのようにグルーヴする音楽は、何度聞いても楽しく、哀しく、せつない感興を呼び起こされます。クラシックの音楽史部門のなかで販売されるより、もっとポップな分野で販売されれば、さらにブレークするんじゃないでしょうか。個人的には、ここ10年で聞いたあらゆるアルバムのなかでも、最も感動したアルバムでした。濱田さんを初めとしたアントネッロの皆さんの演奏レベルの高さにも、ただ、ただ尊敬の念が絶えません。仕事がらホールの管理をしていますが、是非、アントネッロを中心としたこのアルバムの皆さんを招聘して公演をしたいと夢見る今日この頃です。