骨太。性差や人種、社会問題にいたるまで驚くほど容赦なく真っ正面から取り上げています。それでいて重くさせない、和やかなおかしみを加味してある豊かな作品。 勧善懲悪一辺倒というわけではないので中には釈然としない決着をみる事件があって、それもまた生々しくって世知辛い。裁判員制度向けに賢い人たちが作った芝居がかった茶番より、こちらの悲喜劇のが上質であり心に残るものがあります。おすすめ。
…フランキー堺の真骨頂、赤かぶ検事奮戦記のパート2。
今回からは、柊葉子役に2時間ドラマの女王、片平なぎさが登場。アイドル時代の初々しさがたまらん(*^o^*)
それに…「坊主めくり」の話には、まだ若き日の
平泉成さんがセクシー坊主役(何だそりゃ★)で登場。お色気度も前作より増したような…☆(^_^;)
法廷対決も臨場感が増し、柊茂も法廷でカッコイイ。名古屋弁丸出しなのは変わらないが。
80年代の秀作ドラマを是非楽しんでもらいたい(^_^)値段はお高いですが…
赤かぶシリーズは、とても読みやすい。
京都ですので、いろいろと、近くが出てきたり、高山が出てきたり、とても面白い
主人公の
弁護士猪狩文助の印象は、
「踊る大捜査線」の和久刑事のイメージを引きずっているのか、
今は亡き、いかりや長介さんの持ち味なのか。
落語で言えば長屋にすむご隠居さん風の立居振舞いは、
とても大好きで、もう3作品は観たかったところです。
大好きなTV「赤カブ」シリーズにも似た、
いい感じの雰囲気は、
原作者が同じ和久峻三さんということもあるのでしょう。
原作も面白いです。
個人的に印象に残っているのは、4作目の「禁断の館」。
事件の内容云々よりも、携
帯電話の番号をめぐってのやりとり。
正座をして操作に「構える」猪狩
弁護士の姿や、
デビット伊東扮する星川との「男の面子の張り合い」は笑えます。
なんにしても、いかりや長介さんという役者の不在は
悲しいところです。