世界名作劇場35周年記念 世界名作劇場 オープニング&エンディング集 [DVD]
世界名作劇場35周年記念として発売されるオープニング&エンディング集です。
第1作目の「フランダースの犬」から第26作目の「こんにちはアン」までのOP,EDを
ノンクレジット映像(タイトル、歌詞、スタッフなどの字幕が付かないアニメだけの映像)
にて収録しています。
注意:「アルプスの少女ハイジ」は製作会社が違う為に収録されていません。
下記の作品は素材が現存しない為にノンクレジット映像ではありません。
■『母をたずねて三千里』
OP「草原のマルコ」歌:大杉久美子
ED「かあさんおはよう」歌:大杉久美子
■『愛少女ポリアンナ物語』
OP「微笑むあなたに会いたい」歌:工藤夕貴
また
■『赤毛のアン』
ED「さめない夢」歌:大和田りつこ
は静止画映像の為に名場面集に差し替えてあります。
今回の最大の魅力は、今まで権利の関係でソフト化できなかった■「トラップ一家物語」の
OP「ドレミの歌」が初収録される事です。
あと映像特典としてOP曲、ED曲(一部だけ)のフルサイズカラオケも収録しています。
(残念な事にオリジナルカラオケではなくTVシリーズDVDに映像特典で収録されていた
東映カラオケがメインになっています。「コゼット」「ポルフィ」「こんにちはアン」に
関しては新規にカラオケ映像を制作しています)
冠(世界名作劇場と表示される映像)、提供部分はカットされるようなので残念です。
ここら辺が映って名作劇場を見ているなぁと感じるんですが・・・(泣
しかし豪華な内容ですし子供から大人、マニアまでが喜んで視聴できる内容になっています
のでぜひ購入して下さい。
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商品を購入してみて・・・
とても内容の濃い素晴らしい商品でした。 ノンテロップに歌詞などの字幕を呼び出す事
も可能になっておりとても便利です。
あと非常に残念だった事は(人によると思いますが)完全なノンテロップ映像ではなかった
事です。
作品のタイトル文字が挿入されていました。世界名作劇場は、作品のタイトルの部分も本来は
ノンテロップ(一部の作品を除く)なのですが、その部分にはビデオテロップで作品タイトル
が挿入されていたり本来のテロップ入りオープニングからタイトル部分までを使用して編集して
ある映像になっていました。
確かに何の作品か判り易いので作品タイトルは入れた方が便利だったかもしれませんが、無理
な編集をしてある作品もあり非常に残念でした(例:私のあしながおじさんOPとか)
要するに原版に手を加えないでそのままの状態で収録して欲しかった。
「こんにちはアン」EDは、テロップは挿入されていないのですが、画面の空いている部分
(本来、スタッフの字幕が入る部分)に名場面が編集されており これまた原版のままでは
なく残念でした。(こんにちはアンDVDTVシリーズの映像特典の加工映像をそのまま
再利用した感じでした。)
それらを除けばとても素晴らしい商品ですので購入はして欲しいですね。
高嶋ちさ子 plays ジブリ
2000年発売の「風のとおり道」に、
2. さんぽ
8. 崖の上のポニョ
13. いつも何度でも
を新録音で追加したアルバムです。スタジオ・ジブリや宮崎作品のアレンジ・アルバムはすでに数多く発表されていますが、単に流行に乗っただけとしか思えない二級品も少なくありません。しかし、この作品は、演奏する方によってこうも曲の深みが異なってくるのか、と感じさせる良作になっています。
基本的に楽器を変えるほかはオリジナルに忠実なアレンジです。奇をてらうばかりにもとのの世界観を壊すような、やり過ぎももなく、とても丁寧に編曲、演奏していると感じます。もちろん、原曲を尊重し過ぎると、単なるカバーになってしまうわけですが、適度なアレンジは、単調さを打ち消して、オリジナルをよく昇華していると思います。
聞き馴染んだスタンダードナンバーを取り上げつつ、サントラを何度も聞いているひとなら思わずニヤリとしてしまうような曲もあり、選曲も良好です。特に「耳をすませば」のメドレーは、本編ととも素敵な仕上がりだったのに、それほどの評価は受けていない野見祐二さんのサントラからのナンバー。また「魔女の宅急便」や「紅の豚」からの小品も、心を優しくしてくれる爽やかな曲です。
世界名作劇場・完結版 母をたずねて三千里 [DVD]
原作は、デ・アミーチスの小説『クオレ』に出てくる学校での「毎月のお話」の一つ、ごく短い作中説話にすぎない。それを、よくここまでスケールの大きなアニメ作品に仕上げたものだと、改めて感嘆してしまう。
常にマルコの心の支えとなってくれる小猿のアメデオも、原作には登場しない。愉快なペッピーノ一座も(もちろんフィオリーナも)、彼らと向かうバイアブランカへの旅も、ペッピーノが駅でメレッリをぶん殴るエピソードも、当然原作には存在しない。そして私が最も好きな、インディオの少年パブロとの出会い、友情、別れ、汽車の窓からの一瞬の再会シーンも、すべて原作には出て来ないのだ。ケーナのメロディーを聴くと自然に涙があふれてくる、あの感動的な名シーン……。アニメ・オリジナルの部分にこそ、「母をたずねて三千里」の本質が描かれているのではないか。そう思わせる“心のふれあい”の数々。原作を超えたドラマ、本当に素晴らしかった。
ただ、その編集には、かなりの無理が感じられた(オープニングにある、ロバに乗って旅するシーンまでもが本編でカットされていたのは、ちょっと納得がいかない)。前後のつじつまを合わせるための新録のナレーションにも、やや違和感を覚えたし、“このシーンをもう少し観たいのに……”というところで場面が切り換わってしまうのが、非常に残念だった。
舞台も登場人物も次々に変わってゆく、長い長い旅の物語を、わずか90分にまとめること自体がまぁ至難の業なのだ。どうしても“あらすじを追う”程度で終わってしまうのは、しかたのないことだろう。これは「完結版」としてではなく、テレビシリーズ全52話への「入門版」と割り切って観たほうが良いかもしれない。
世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
本書は、世界名作劇場シリーズの北アメリカ、南アメリカ及び無人島やアフリカ、そして世界中を舞台とした「赤毛のアン」、「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」、「トム・ソーヤーの冒険」、「私のあしながおじさん」、「母をたずねて三千里」、「愛少女ポリアンナ物語」などが収録されています(注意:2009年に放送された復活第3弾で通算第26作目の「こんにちは アン 〜Before Green Gables」はカナダが舞台のため、本来なら本編にあたる作品だが、2010年春発売のヨーロッパ編にて巻末で特別収録されていますので本書には収録されていません。本書は2009年夏に発売されたのだが、その時は「こんにちは アン」が放送されているためです。ですから、「こんにちは アン」を目当てに購入しないように注意しましょう)。
ヨーロッパ編にもレビューを書きましたが、各作品の名場面や食べ物、動物の特集、それからキャラクター設定画や原作の紹介、各話のエピソードのあらすじ、コラムなど世界名作劇場ファンにとって非常に充実した内容になっています。もちろんファンじゃなくても楽しめます。本書を読んだだけで、オープニングとエンディングの映像や名場面でこんなのだったなぁと、きっと懐かしい感じになると思います。またあの作品が見たくなると思わせるほど素晴らしい本書です。ファンの方(またはファンじゃない方も)は是非ヨーロッパ編と2冊揃えてくださいね。
ちなみに私は、「赤毛のアン」や「私のあしながおじさん」を目当てに購入しました。特に「赤毛のアン」が好きだったので。
母をたずねて三千里 (徳間アニメ絵本)
この作品(アニメ)を観た時、マルコより少し年上でした。
マルコはイタリア、ジェノバの少年です。
父の代わりに、他の国に働きに行った母。
が、しばらくすると手紙が途切れます。
母親に会うため、イタリアからチリに行く決心をしたマルコ、バイトをし、船に乗り込むため船乗りの手伝いをし、また他の船では嵐にあいます。
行く先々で、お金を盗まれたりのトラブルに困りますが、人に優しく勇気を持ったマルコだからこそ、出会った人たちが助けたり、支えてくれるのでしょう。
やっと会えるのかと思いきや、母親の働き先が変わっていて、マルコと一緒に何度も涙を流しました。
更に旅を続けるマルコは、旅をしながら、同じ旅人に助けられ、また手伝いをし、雨や風、雪の中を、母の働き先へと進みますが、それをはばむように起こるトラブルに、見ているのがあまりにもつらくなり、が憂うつになりました。
ただ、何が起ころうと強い心をくじけさせなかったマルコは、お母さんに会うための道を、ひたむきに進むのです。
様々な苦難や病気、ケガ、それでもいつも前向きに(時にはちょっと大胆に?)、母を求めるマルコの行動力は、家族の絆や真の勇気を教えてくれます。
大人になって読んでも胸にグッときますが、純粋な心のままの子供さんに、ぜひ読んで(読みきかせて)欲しいです。