Live in Rio [DVD] [Import]
発売までの一ヶ月、楽しみにしてたけどやっと届きました!
今回の内容はライブインパリのリオバージョンといえるほど
パリのライブDVDを意識して作られたもよう。
バンドメンバーやオーケストラをバックにするスタイルや
曲目もパリライブを踏襲しつつ新しいアルバムからの曲をフィーチャー。
演奏や音質、映像も文句なし、比較的愛想のないと言われるダイアナ姉さんも
お客さんをいじったり、歌わせたり・・。
コンサートが進むにつれてグイグイ引きこまれていって、お客さんと一緒に
曲を歌ってる自分がいる・・。
こんな素敵なDVDがこんなに安く手に入るのはほんとにラッキーです。
ダイアナ・クラールとレコード会社に感謝してます。
Quiet Nights
CDをかけ始めてから途中で止めたくないと思わせてくれました。そして最後まで聞き終わってある充実感が。最初はまあいいなと思っていたのですが曲を重ねるごとに味わい深く心にしみました。語りかけるように歌うという事はとても難しい事だと思います。それをここまでやれる歌唱力、そしてオーケストラを含めた録音のバランスの良さ。彼女のアルバムでは最高に好きです。何気に聞いていたイパネマの(少年?)アレンジもおしゃれでした。何回も聞けそうです。
ライヴ・イン・パリ [VHS]
タイトル通りパリでのライブを収録したもの。1曲目から自然なスイングと躍動感のある即興部を聞かせてくれる。ライブならではのリズム感と熱気を感じさせつつも、ゆったりリラックスしながら聞けるのが素晴らしい。Diana Krall自身もリラックスしながら歌っているように見えます(歌いながら笑っていたり、曲と曲の間に話す様子もリラックス感が漂っています)。彼女のハスキーな歌声にピアノとギターが絡まる構成には感銘をうけた。ギターの味わいが特によい。ヴォーカルもいいしバックの楽器もいいし、すばらしいのひとこと。
Live in Paris
カナダが生んだ最高のシンガー&ピアニストのダイアナ・クラールのライヴ・アルバムです。
バート・バカラックの名曲「The Look of Love」、ガーシュウィンの「'S Wonderful」、ナット・キング・コール他多くの歌手で歌われた「Fly Me To The Moon」などのスタンダード・ナンバーが収録されており、ダイアナ・クラールの魅力的なヴォーカルを堪能できます。
これはパリのオランピア劇場でのライヴですので、1曲終るたびに観客の熱狂的な拍手が臨場感をより高めています。素晴らしい歌唱力の持ち主なのは、どの曲をとつても伺えますし、とても若い女性とは思えない貫禄と落着きがその歌唱から伺えます。
弾き語りの名手なのは、アンコールで歌われた「A Case of You」を聴くとよく分かります。抒情的なピアノの前奏から、歌の世界を作り上げていきます。ピアノと歌のバランスがまたいいですね。是非聴いていただきたい1曲です。
唯一のスタジオ録音のボーナストラック「Just the Way You Are (素顔のままで)」がまたいいですね。ビリー・ジョエルの名曲のカヴァーですが、完全に彼女の曲として歌われています。歌心がありますね。ハスキーヴォイスにのせて、軽やかにそして切々と歌い上げました。マイケル・ブレッカーのサックスは音楽を引き締めていますが、その演奏にもましてヴォーカルの上手さが光るテイクだったと思います。