続々・テレビまんが主題歌のあゆみ
昭和50年秋季から昭和53年秋季に放送が始まったかなりのテレビまんがの主題歌がオリジナルで収録されています。収録まんがは「シンドバットの冒険」「クムクム」「鋼鉄ジーグ」「UFOロボ グレンダイザー」「アンデス少年ペペロの冒険」「元祖天才バカボン」「草原の少女ローラ」「一休さん」「ハックルベリーの冒険」「母をたずねて三千里」「大空魔竜ガイキング」「マシンハヤブサ」「ゴワッパー5ゴーダム」「超電磁ロボ コンバトラーV」「ピコリーノの冒険」「マグネロボ ガ・キーン」「キャンデイ・キャンデイ」「ドカベン」「リトル・ルルとちっちゃい仲間」「ポールのミラクル大作戦」「ろぼっ子ビートン」「あらいぐまラスカル」「ジェッターマルス」「合身戦隊メカンダーロボ」「ダンガー!ドA」「氷河戦士ガイスラッガー」「あしたへアタック」「超合体魔術ロボギンガイザー」「シートン動物記くまの子ジャッキー」「超電磁マシンボルテスV」「超人戦隊バラタック」「風船少女テンプルちゃん」「一発貫太くん」「新・巨人の星」「おれは鉄兵」「アローエンブレムグランプリの鷹」「激走ルーベンカイザー」「とびだせ!マシーン飛竜」「若草のシャルロット」「野球狂の詩」「ペリーヌ物語」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「魔女っ子チックル」「闘将ダイモス」「一球さん」「SF西遊記スタージンガー」「偉人物語」「はいからさんが通る」「銀河鉄道999」。
超合体魔術ロボ・ギンガイザー DVD-BOX(初回限定生産)
サゾリオンの帝王・カインダークは、強大な魔力を秘めた「アンターレス大魔玉」を手に入れる為、地球にやってきた。
サゾリオンは蘇生獣を使って、大魔玉の出現場所を破壊し始めた。
それを阻止せんと、ゴードー博士が制作した「ギンガイザー」で、白銀ゴロー達が戦う。
「ギンガイザー」とは、トレーラーが変形する「グランファイター」、ジェットコースターが変形する「ブルゲイター」、マジックUFOが変形する「スピンランサー」の3体のロボットと、余剰パーツが合体する飛行機「アローウィング」が、必殺技「超常スマッシュ」を繰り出す為に合体した姿である。
はたしてゴロー達は大魔玉を守ることができるのか、そして大魔玉の魔力とは・・・。
「マシーンブラスター」に続き、日本アニメーションと葦プロが制作したロボットものの第二弾。
マシーンブラスターとは違い、今回は合体して技を繰り出すロボットが登場します。
(しかし、グランファイターをベースに、他の2体が組み合わさるだけで、全くの別ロボットになる訳ではありません。)
また、前回の「飛行艇が頭部へ合体する」という「マジンガーZ」の延長ではなく、「乗り物が変形してロボになる」という、当時は斬新な設定でした。
(無論、TVではトランスフォーマーよりも先ですが、玩具ではトランスフォーマーの前身「ミクロマン」シリーズが既に発売されていました。)
敵も(最終的には宇宙制覇かもしれませんが)「地球侵略」ではない為、なんとなくのんびりした感じもありました。
(帝王カインダークが、屋形船に乗りながら「鵜飼い」を見ていたり等、帝王自身が日本に潜入したりもしていました。)
「マシーンブラスター」同様、過去にビデオが1本しか出ていませんでしたので、とても嬉しい限りです。
しかも今回は未放映分まで収録されるので、絶対に見逃せません!
ロボットアニメ大全集 Vol.2
名盤「ロボットアニメ大全集 Vol.1」の第2集!
主なロボットアニメの主題歌・副主題歌(エンディング)と、メジャーな挿入歌(←ここがポイント!!)のすべてを網羅したベスト盤です。
主題歌・副主題歌・挿入歌(代表的な数曲のみ)というシンプルな構成が、逆に聴き易い!
第1集は、「マジンガーZ」に続く、巨大ロボットアニメブーム初期の作品群。
本第2集では、その後の「超電磁ロボ コンバトラーV」「超電磁マシーン ボルテスV」など5体合体以降の合体ロボブーム絶頂期から、乱立の時代までをカバー。
合体ブームは5体から究極の15体!まで続き、その後は合体から「変形」トランスフォームへと変わっていきました。
お気に入りは「超電磁ロボ コンバトラーV」水木一郎の歌う主題歌
「ゼーット!」に次ぐ「ヴィ!ヴィ!ヴィ!ヴィクトリー!」、
エンディング「身長57メートル、体重550トン」、
イントロが超かっこいい「超電磁マシーン ボルテスV」!
ロボの主題歌も女性シンガーを起用、堀江美都子!
勇ましい曲調、男声コーラスも印象的で好きな一曲です。
マグネロボシリーズ「超人戦隊 バラタック」は、
「くらえビーム!受けろミサイル!」のフレーズが
超カッコイイ!何度も聴いてしまう一曲。
原作 松本零士「惑星ロボ・ダンガードA」主題歌の
最初のほうの子供のコーラス「すきだッ、すきよッ…」の
フレーズを聴いて、「もう卒業だな」としみじみ思った
ことが思い出されます。
今、聴くと、逆にその子供コーラスがイイですね。
ついに合体も「15体」にエスカレートした
「機甲艦隊ダイラガーIX」!
なんと15機が合体するというムチャな設定。
結構レア。
そして時代は、合体から変形に。
「トランスフォーマー」はあまりなじみがありません。
TVサイズ!スーパーロボット主題歌集
既に主題歌集の定番となった感があるTVサイズシリーズに、ロボット・アニメに特化した企画が登場。「これを待っていた!」というファンも多いことだろう。このCDでは、編集であってもかなり放送用テイクに近似しており、違和感はほとんどない。「グレンダイザー」が唯一前奏部分が放映用と違うのがはっきりわかるが、許容範囲であろう。「ゴライオン」のEDは曲の途中でフェード・アウトだったと記憶しているが、これは企画者の判断としてマスターテープにある楽曲全部をそのまま収録したという。
「マジンガーZ」から始まる一連のロボット・シリーズは、すべての曲に記憶がある人も多いだろう。この頃のロボット・アニメは耳に残る曲作りをしているものが多く、若い世代にも受け入れられる要素を持っている。
唯一の不満は選曲だ。「メカンダーロボ」の収録(なんと擬似ステレオ)は確かに貴重だが、「グランゾート」以降の曲を入れるなら、他に過去のロボット・アニメで収録されるべきものがある。「ガンダム」は不要としても、「ダイアポロン」「ザンボット3」はこうした企画なら欠くことはできないはずであるし、他にも昭和50年代のロボット・アニメはいくつもある。星1つを減じたのは、こうした理由による。選曲といえば、ボーナストラックとして「Zのテーマ」のカラオケ版が収められている。この曲が主題歌のNG版だったというのは、今回初めて知ったが、挿入歌として用いられ、主題化同様の人気を得た曲なのだから、やはり歌付きで収録して欲しかった(収録の過程はライナーノーツに記述がある)。