ムービー・ヒッツ(2)
聴くだけで思い出がよみがえるほど懐かしい「夢のカリフォルニア 」「雨にぬれても」「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、最近観た映画がありありと浮かんでくる「ロック・イズ・デッド」「オール・バイ・マイ・セルフ」、新旧の映画音楽がこれでもか!というぐらいに収められていて、とってもお得です。
ただ、どちらかというと、個人的には前作の「ムービー・ヒッツ」の方がたくさん好きな曲が収録されていたので、前作に軍配が上がってしまうんだけど・・・。でもこちらは最新の映画がたくさん特集されているので、最新の映画音楽に注目している方は要チェック!です。
Best of Randy Crawford (Reis)
ソウルフルで素朴な声を生かしたソウルシンガー。アルジャローとのデュエットやクルセイダーズでのヒット曲、ジャーニーのカバーも入っている。バラードに魅力を発揮な人物。しみる。全盛期の輝く彼女の姿がここに。入門に最適。10点中9点
クルセイダーズ ライヴ・アット・モントルー 2003 & 1976 [DVD]
画質・音質とも申し分ないです。
ジェイのダンスがちょっと少なめな感がありましたが、上々のパフォーマンスです。
初期の曲も、原曲のイメージはそのまま生かしつつ、「そうくるかー!」という仕掛けがあって楽しいです。
特筆すべきは、ボーナストラックの1995年の‘Space Cowboy’のライヴクリップ。
個人的にはトビーやスチュアートら初期のメンバーに思い入れがあるので、この映像は貴重かつ感慨深いものになりました。
フール・フォア・ラブ [DVD]
ピューリッツァー賞作家、サム・シェパードが原作を描き、
鬼才ロバート・アルトマンが映画化した傑作。
日本でもセカチューの行定監督が舞台化しています。
ロバート・アルトマンらしく、
ひと癖ある感じで病みつきになる映画です。
そしてキム・ベイシンガーが美しい。
さびれたモーテルで暮らす女と、その女を探してやってきた男。
いかにもいわくありげな二人の絶望的な禁断の愛。
前半、ちょっと話が見えなくてどうなるのやら…と思いましたが、
ラスト30分くらいでストーリーが急展開します。
ここではネタバレは控えますが、かなりショッキングな展開が待っているので、
ぜひ見てみてください!