アイム・バック!
一言で言うなら、ヴァージョンアップなアルバムです。
往年の名曲を現代音を使って蘇らした感じですかね。
他ジャンルのミュージシャンが参加ですが、
大きく曲の世界観は変わっていないので、
良し悪しの判断が難しいです。
例えば、1曲目の「レイマンザレク」が弾くあのメロディはいるのか?と思ってしまいます。
まあ、同時代なんで時代の空気感を味わってもらうつもりなのかな?
MIX曲は好き嫌いが分かれるような気が。
The Doors
映画、THE DOORSのサントラアルバムです。
THE DOORの名曲を網羅しており、ドアーズについて知りたいなら、この
アルバムを買えばOKです。
40年経った今でも、全く古さを感じさせません。
彼らの圧倒的なカリスマ性&神秘性をアルバムに感じ取ることができます。
ドアーズ / まぼろしの世界 [DVD]
'60年代当時のリアルタイム映像を使い、ドアーズのことをそんなに知らなくても、このDVDを見ればだいたいどんなバンドだったのかイメージできる、親切なつくり。 感想は、"これは観てよかった!"
真新しい映像はちらほらしかなかったし、アルバム製作とライブ映像の時系列が若干入れ替わってて「あれ?」と思うところもあったが、オリバー・ストーンの映画を観た後の「何だかなぁ」って気分にはならなかった。(ドアーズのメンバーはオリバー・ストーンの映画に失望してこのドキュメンタリーを制作したと言われている。オリバー・ストーンの映画から20年近くも経ってるからどこまで本当か疑わしいが(笑))
後半はジム・モリソンが酒におぼれていたことがしつこく描かれており、最近飲みすぎの自分も、少し控えようかという気分になる(笑)
ボーナス映像で、ジム・モリソンの父親のジョージ・モリソン元海軍大将と妹さんのインタビューが収録。ドアーズの1stアルバムのジム・モリソンのパーソネルには、"Family:Dead"とあったそうだが、過激なヴォーカリストの父親がエリート軍人っつーのも体裁が悪かったからだろうか?
妹さんの証言だと、ジム・モリソンは高校卒業記念に両親に「ニーチェ全集がほしい」とねだったらしい。
典型的なアメリカ白人優良ファミリーで育ったいい子じゃんって感じはするが、何だかかっこいい。
Box Set Vol.1
海賊盤では既出の音源のいくつかが、本作で晴れて正式にリリースされた。Disk11は彼等のレパートリー中でも暴力的な楽曲として知られ、有名なマイアミ事件でのライブを収録したもの。酔ったモリソンの咆哮まじりの説教が凄まじい迫力だが、演奏どころではなくメンバーの困惑ぶりが見えるようだ。これと対照的なのがDisk2のtrack5で、日本人にもはっきり聞き取れるくらい丁寧な詩吟ぶりで、彼の詩人としての自意識の高さがわかる優れた演奏を聴く事ができる。パーカッシッブでラフなDisk1のtrack2、レイがリードボーカルのデビュー前のデモ4,7,10、豪放磊落な歌が光るDisk2.track1、W.ピケット"If You Need Me"からヒントを得たと思われるDisk1.track9等が聴きもの。没テイクのDisk1.track8もコーラスアレンジをもう少し何とかすれば悪くない楽曲だ。そして最終曲の"The End"では例の放送禁止「母さん××したい」をはっきりと歌い、その後シャーマンの踊りを伴うインド的旋律で最高潮に盛り上がるパフォーマンスを堪能できる。この曲の持つ潜在能力と威力を窺い知ることができる一聴の価値ある演奏だ。
遺された音が枯渇しているとはいえ、ここまでするとは正直びっくりした。ドアーズファン以外は初めに選択しない方がよいが、聴きこんでファンになり粗悪なブートレグが嫌なら買うしかない作品だ。