The Violin Muse~The Best of Ikuko Kawai(初回限定盤)(DVD付)
川井さんの音楽をじっくりと聴いてみたいと思っていたので思いきって買いました。
クラシック音楽は皆そうだと思うのですが、川井さんのヴァイオリンも高級オーディオで聴かないとその良さを十分に満喫できないようです。私の中途半端なコンポでは少し足りない。
ビジュアル的な魅力の大きい彼女ですから、DVDのほうは満足できました。
DVD単体もいくつか出てるようですから、これから川井さんの音楽を聴いてみようと思う人にはDVDのほうがいいかもしれません。
でも、この音楽はやはりコンサートで直に聴くのが一番いいでしょうね。
林業GPS 徹底活用術
「こんな本が欲しかった。」林業誌の書評欄にあったので、早速チェック。林業技術者なら、喉から手がでるほど欲しかった実践的な本。現場でGPSを使いこなすために必要な情報がコンパクトに分かりやすく紹介されている。
宇宙飛行士になった子どもたち
向井千秋さん、若田光一さん、山崎直子さん、古川聡さんの、お母さんにインタビューした本です。宇宙飛行士になるような人が育った家庭は、やっぱりスゴイです。向井さんのお母さんは、お店を経営しながら4人の子に仕送り。80代の今も富士登山するくらい元気なひと。千秋さんは自分の意志で、中3から単身上京なんて…!早くから、精神的に大人だったようです。
山崎直子さんが宇宙飛行士を目指したのも中3から。チャレンジャー号爆発事故を見て「亡くなった女性飛行士の遺志を継ぎたい」、このエピソードにとてもとても感動しました。「できっこない」なんて思わず、壮大すぎる夢を抱いて努力し、しかも25年かけて、ほんとうに実現してしまったのですから。親にだまって留学準備を進めたという周到さにも、なるほどと感心しきりです。
古川聡さんは、お母さんがユニーク! 超常現象や科学が好きで、死んだ小鳥をお母さんみずから解剖して子どもたちに見せたり、家族で流星群を眺めたり。心が自由でのびのびしたお母さんという印象。子供にとって、母親の影響って最大なのだと、あらためて責任の重さをズッッシリと感じるいっぽう、「へ〜、そういう子だったのかあ…」と楽しく読めました。
どの家庭も、手のかからない子、自分でどんどん何でもとりくむ子、だったようで、うらやましい限りです。もちろんここに語られていないこともあるでしょうけれど、夢を難しく考えすぎず、しりごみせず、実現した人たちの話は、とても勇気づけられます。わが子は宇宙飛行士にはならない(なれない)と思いますが、どんな夢でもいいので夢の見られる子、それを実現できる子になってほしいとつくづく思いました。小学生中学生のお母さんに、おススメです!