劇場版 機動戦士ガンダムOO ―A wakening of the Trailblazer― COMPLETE EDITION【初回限定生産】 [Blu-ray]
タイトルにつけたように、この作品を批判するのは簡単だと思います。
まず、00をシリーズ通して全て見ていない人にとってこの作品のプロットは単なる王道のSFアニメでしかないのでは。
ガンダムの中では異質ではありますが、外宇宙から飛来した未知の生物とのファーストコンタクト〜徐々に始まる侵略(真実は違いましたが)、それに対応する政府など、アニメに限らず海外のSF映画に比較的ありふれた話の進み具合だったと感じました。
そこに関しては中々テンポ良く、ELSの日常への浸食描写や政府の動きなどに関して疑問に感じるシーンも無く、よく出来ていたと思います。
が、他の有名なSF作品をよく知る人にとって真新しいものではなかったかと。寧ろ使い古されたものと感じるかもしれません。
また、旧来のガンダムファンにとって引っ掛かりそうなのは「人ではない物と分かり合う」ということ。
00というシリーズに於いて人間同士の対話でさえ上手くいってはいないのに、いきなり「訳の分からない鉄の塊と対話をしよう!」となられても、今までのガンダムシリーズで人間同士の対話がとてつもなく難しいということを知り、そこに惹かれていたガンダムファンは困惑すると思います。
そもそも、現実に存在する訳がないあんな宇宙怪獣と分かり合ったところで、現実に対して何の教訓やテーマも示せないじゃないか。人間同士で分かり合うことに意味があるんだ!――と言う人も多いのではないでしょうか。
実際、自分もいきなりこの作品を単体で見たらそう感じると思います。実際、ガンダムを好きになったきっかけは単なるエンタメとしてではなく、そこに人間同士の面白くも複雑なドラマがあったからですし。
ただ、この映画で一番重要なのは宇宙生物と対話することではなく、今まで相互理解の道は諦め、自分は戦う道だけを歩んでいた刹那が、自分から変わろうとしたことではないかと。
今回の刹那はTVシリーズでイノベイターに覚醒しただけで、結局最終回で選んだ道は今まで通りだったのとは違い、刹那とマリナ、どちらが本当に正しかったのかを見極める為に敢えて自分の今までの生き方を曲げて、マリナ流の戦いを貫き通します。
結果、刹那は戦う道よりも遥かに長い50年という手間をかけて勝利し、最終的な結論を出すのですが、その時の台詞はシンプルでありながら、シリーズを総括するに相応しいものだったと思う。
つまり、この映画単体で描いてるのは今まで蓄積されてきた人間ドラマの、「締め括り」の部分だけ。だから、この映画を完全に楽しむにはTVシリーズの予備知識とメインキャラへの理解が必要だと思います。
いくら世界を救う為に尽力したとはいえ(この人前科もあるでしょ!?)ちゃっかり巡洋艦の名前に使われてしまっている元飲んだくれとか、TVで殆ど描いてなかった癖にいきなり出現した恋愛っぽい要素とか(ここだけはTVシリーズ見てない方が違和感少ないのかも)、何となく想像はつくけど全く説明のないそっくりさんだとか、刹那の対比という役割は推測出来てもあと少しでいいから活躍して欲しかった新キャラとか(映画館ではこの人のカード貰いました)、文句は沢山あるし批判は簡単に出来るのですが、一番見たかったものは見られたので自分は満足です。
セカンドシーズンの尻切れトンボというか、色んな意味でお茶を濁したような最終回にガッカリした人にこそ、是非視聴して貰いたい作品です。
少女時代 2集 - Oh!(韓国盤)
何度聞いても飽きない曲ばかりだと思います♪
それに大ヒットしたGeeや願いを言ってみてが入っているお得なアルバムだと思います。
メンバーのカードももちろんお得ですよね。私はユリちゃんでした。
このアルバムを友達に貸したところとても気に入っていましたよ!!!
友達はBe Happyが好きなようです。
関係なくなってきましたが、言いたいことはとにかく最高のアルバムだと思います^^
日本デビューも決まったのでますます目が離せませんねっっっっ!!!!
エステー エアカウンターS
まず「予測測定」という点が些か問題ではないだろうか?
半導体検出器は高感度であるが、逆に言えば誤差が大きくなる
特に小さな検出器であれば尚更だ
電子体温計の如く、測定した数値を外挿して表示する為に
実際に測定された数値ではない
また、1mの高さにおける「γ線の空間線量測定に特化した製品」であることに注意が必要
例えばホットスポットなどで、線源の表面線量などの測定には当然だが「不向き」であり
最大9.99マイクロシーベルト毎時は測定限界としては低いと感じる
現在汚染されて居るであろう原発周辺を除いた広域では適度な数値の範囲だろうが
あくまでも、測定対象の環境における「空間放射線量測定」に限定すべき
単三乾電池1本で動作する点は評価したい
他の測定器で、あまり一般的でないボタン電池を使用して欠品になり
肝心の測定が出来なかったことを考慮すると
何処でも販売されている最も普及しているであろう乾電池による仕様は安心感がある
今回、福島原発事故により巷に「放射線測定器」が溢れかえった
また地元福島で測定器不足により自力で開発&販売を行っていると聞き及ぶ
タイプは違うが、判らない状況に不安を抱くよりは遙かに持っていて損はない商品であろう
添付されている小冊子を含めて、「知る」ことにより不要な被曝を防ぐには必需品かもしれない
涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)
『憤慨』を読み終えた後、最新刊はいつ出るのやらウキウキ&ハラハラしてましたが、ようやく発進です。
今回は『分裂』がテーマになっており、何の事やら…と読み進めていくとようやくわかりました!確かに『分裂』です。
この『分裂』は今までの活字媒体でありそうでなかった(のかな?)ような展開で、「一粒で二度美味しい」効果をしようとしてるのかな…(正直に言って続編を見ないと判断できませんが)。
でも今作だけでも非常に作り&練り込まれていて、さらに今までの『ハルヒシリーズ』と違った斬新さも持ち合わせている。やはり谷川サンの力量は計り知れない…と感じた。
6月には今作の続編である『驚愕』がリリースされるが、自分の誕生日よりも待ち遠しくなるのも『谷川マジック』なのかと感じる今日このごろです。
機動戦士ガンダムUC 5 [DVD]
ストーリー構成・脚本・演出・音楽の素晴らしさは、
すでに多くの方が、述べられているでしょうから、
絵(動画)に関してすこし書かせていただきます。
アクションシーンが得意な、アニメーターの方のなかに、
それどころか演出家の方のなかにさえ、いらっしゃると
思う作品がありますね。動きが速ければ速いほど良いというようなスタンス。
この作品の動画は本当に緩急機動戦士ガンダムUC 5 [DVD]を、うまく表現されていると感じます。
静止画面では、日本のアニメ関係者が、ずっと悩まれていたであろう
セル画を使った動画と、絵の具と筆で描かれた背景。
セル画とメカのみCGとの不自然な共存、あくまでリアルに描かれる背景。
UCガンダムは、昔のセル画に相当する部分と背景とCGが寄り添いあっていて、
どんな技術を使ったシーンにも、人間が関わって制作されているという、
昔のスタッフが夢見たであろう「アニメーション」によって、
作品が物語られています。凄いですねホント。