シロメ [DVD]
作品の内容としては、実在するアイドル(桃色クローバー)が出演した心霊企画の製作ドキュメンタリー
という体です。アイドルと心霊を混ぜた類似作品としてはAKBの一部メンバーが出演した『伝染歌』が
一致するでしょうか。
アイドルファンも良し、心霊映画好きも良し、もしかしたら存在するかもしれない白石監督好きも良し、
と、野心的な作品ですね。
心霊映画ファンの自分としては星2つ。
アイドルの紹介作品としては星5つくらいですかね。
※作品の感想とは別に、アイドルとして頑張って種々の作品に出演する彼女たちを見て、かわいいと
感じるより微笑ましいなあと思う自分がいて、おじさんに近づいているのかなあと感慨深かった三十路
前の冬。
藤崎詩織イメージソング集「たいせつな君へ」
このアルバムには今まで発売されたときめきメモリアルボーカルベストコレクションに
収録されていた曲がたくさん収録されています!
アーティスト藤崎詩織として発売されたベストアルバム「forever with you」とはまたちがった曲を
聞いてみたいなぁと思った人と藤崎詩織を全く知らない人にオススメです!
もちろんゲームファンじゃなくても安心して聞けるアルバムだと思います!
行くぜっ!怪盗少女(通常盤)
【いくぜっ!怪盗少女】
ももクロの存在を初めって知ったのがこの曲。NHK放送のMJ「女性アイドル特集」の回でした。
とにかく、それは度肝を抜く圧倒的なパフォーマンスで、個人的にはかなりの衝撃を受けました。レコーダーに録った映像を、何度も何度もリピートしては感嘆していたものです。
彼女たち的には、この曲は、インディーズ時代を含め3枚目となるシングルであり、初めてヒャダインさんが手がけた曲であります。彼をコンポーザーに迎えるようになってから、ももクロは一皮むけたと言われることも多いようですが、僕も全く同感です。
「和をモチーフにしたガールズユニット」とは銘打っても、それまでの彼女たちにはイマイチ突き抜けたところがなく、秋元氏プロデュースの一団の二番煎じ的な部分は、確実にあったと思います。
が、この曲にあるアッパー感、アゲアゲ感、そしてめまぐるしく変転する曲展開は、まさにジェットコースターであり、その魅力にグイグイ引き込まれていきます。これは、その後のももクロのベースとなっていくものであり、そしてそれは、その極めて個性的でハイレベルなパフォーマンスの確立へと直結していきます。彼女らは、他の「かわい子ちゃんアイドルグループ」とは一線を画する存在へと脱皮していったのです。
この曲は、そんなももクロを代表する名曲であり、最重要作品になっていると、僕は思います。
【走れ!】
これは、それまでの路線を継承した、典型的なアイドルポップとなっています。
とは言いながらも、このキラメキ感は、平均年齢15歳そこそこの彼女たちだからこそ放出し得るものではあるのでしょう。
テンポ良く歯切れ良く、そしてしっかりとしたメロディーの、佳作であると思います。
特に僕が好きなのが後半部分の展開部で、ちょっとラップ調の彼女たちの歌声が気分を凄く盛り上げてくれます。
インパクトという点では「怪盗少女」には劣りますが、世間一般のアイドルファンには、こちらが方の受けが良いのかもしれませんね。