PEPPER (ぶんか社コミック文庫)
絵は、軽井沢シンドロームやグレイの時とさほど変わらない。
どちらかというと、三頭身体型が出てこない分、グレイに近い。
お話は西部劇だが、肝心のキーアイテムの話が薄く、最後もコジツケ過ぎるきらいがあり、打ち切りの時の残務整理的なお話になっている感がある。
途中にしても、同様で、ジャンプ作品によくある、敵がどんどん出てきて、倒しながらラスボスに近づく系で、終りが???なので、筆者ファンならよいが、未読の人に勧めるまではできないかな?
ただ、軽シンの時期に近いので、これまた最後まで簡単に読ませてしまうものはある感じ
わかりずらい?^^;
軽井沢シンドローム アニメバージョン [DVD]
たがみよしひさ作『軽井沢シンドローム』は「ビッグコミックスピリッツ」で「めぞん一刻」と共に一時代を築いた作品です。
軽井沢というあこがれ、思いのままに生き、喜び傷つくキャラクター達。実在の喫茶店が登場することで、あの別荘地のどこかにヴィラ松沼があるに違いないと思わせる。まさに「ハマる」作品なのです。
続編「軽井沢シンドロームSPROUT」もヤングチャンピオンで連載中という今、このDVDの発売はたがみファンにとって2重の喜びです。
また、主人公耕平の声を担当した塩沢さんは不慮の事故で他界されたため、その意味でも想いの深い作品です。
たがみよしひさ作品集 1 SF・ホラー編
1:SF・ホラー編、2:ミステリー編、3:アクション・ドラマ編に分かれていて、それぞれ作者のセンスを堪能できます。
おそらくは「ホラーとミステリーの間にある、人間の性質の闇の部分」への誘導に絶妙の味があるのだと思います。
闇に関するストーリーは意外性に包まれていますが、同時にやはり人間ならではのものです。
そしてコミカルに!!
軽井沢シンドロームSPROUT episode7 (ヤングチャンピオンコミックス)
・・・と思わず言いたくなるような最終巻でした。
途中作者さんが重病になられて詰め込み過ぎの最終回になってしまいましたが。
個人的に嬉しかったのは耕平とノンのドラマを20年ぶりに決着をつけてくれたことです。
ああいう男女の関係は賛否両方あると思いますが、
耕平のいないノンの生涯は本当に考えられなかったので。
あのヲチは本当に感慨深かった。
本当にいいお話をありがとう、たがみさん。