フリー・イン・アメリカ(紙ジャケット仕様)
Arista 移籍後のソロ5作目となる本作は、あまりのポップさと派手なアレンジで、ベンのアルバムの中で異色作とも言えるかもしれません。それは冒頭の「Feel Your Groove」のリメイクに顕著で、女性コーラスとホーンを加えたアレンジは能天気に明るく、もはや別の曲のよう。次のJ.J.ケイルのカバー「After Midnight」もとてもベン・シドランとは思えませんし、選曲の意図も見えません。3曲目にしてやっとベンらしい曲が登場しますが、全体的にサウンドはベンらしさが稀薄で、Arista から売れるアルバムを作るように強要されたかのようです。これはバブルなアメリカ賛歌と思いきや、タイトル曲や4曲目ではアメリカに対する失望感を歌っているので、本来ならばイーグルスの『Hotel California』と同志向のアルバムなったのかもしれません。
エンド・オブ・ア・レインボー
巧いし、伸びやかで楽しいし、素晴らしい歌手だと思います。ディスコ曲のヒットもありましたが、ここではフュージョン系の手練たちのサポートを得て、非常に質の高い演奏にのっかって、気持ちよく、巧く、歌い続けます。個人的な目当ては、4曲目のMORE TODAY THAN YESTERDAYのカバーでしたが、これも非常に想像を超えてよかったです。この時代のベストボーカルのひとつかもしれません。なお、このCTI再発1500円シリーズだけかもしれないのですが、私の買った盤の盤面印刷は、なぜか「HAVANA CANDY」という別のアルバム表記で曲名表記も違います。内容はジャケット通りなんですが・・・。ミスプリだとしたらずいぶんと大胆な間違いですね。
FILL UP THE NIGHT
なぜ、今までコレが廃盤だったのか解せぬ。責任者出て来い、成敗してくれるところだが、こうして心を入れ替えてリマスターして出してくれるのだから今回の事は不問に付そう。以後気をつけなさい。
一聴すれば、すべて分かる。ダークでシャープでぼやけてて、しかし熱い奇蹟の作品である。ティー、ゲイル、ガッド、そしてマーカス・ミラーという今だとまず絶対召集不可能な恐怖のアンサンブルによる、大人の世界。コンプをかけまくったようなヘヴィな音質、重厚な編曲、ほとんど同じメンバーで同時期に制作されたグローヴァー・ワシントンの『ワインライト』とはまるで違う。明らかに、こっちの方がワイルドで恰好いい。心なしかティーのローズピアノもこっちの方がフルボディのワインのようだ。
しかし、何と言ってもナベサダのプレイと曲だ。発刺としたソプラノが生生しい音質で切り込む。曲も良い。「ROSEBUD」なんて他に誰がこんな曲が書けるだろうか。ティーの「DREAMS COME TRUE」も最高。しかもここにホルヘ・ダルトの片手のピアノソロ。思わず午前様で閉店間際の場末のスナックで空に近いボトルを開ける時の光景が思い浮かぶ。うん、このアルバムには本当に酒がよく似合う!今回リマスターによりシャープに、音が重く太くなった。マーカスの重金属のようなベースとティーの泡のようなローズに囲まれながら、ナベサダの声のようなアルトを聴く悦びに浸る。こんなレコードは他にありません。
T500 RS GT RACING WHEEL
机に固定するだけで大丈夫です。 ポジションは残念ながら決めれませんが、揺れないし太ももにハンドルが当たったりしません。 姿勢が辛いだけです。 カウンターが速くて良いですね。 けど、GTFPの方がドリフトはしやすいです。 T500RSの場合、セルフステアを邪魔してしまいます… 一番最悪なのはショップです。 海外版とか書いてなかったんですが、送られてきたのは海外版でした。 しかもコンセントが海外専用。変換プラグが必要ですので、海外版を購入する目的な人はご注意ください。 安上がりでも、+620円は見込んでください。 純正では絶対に電源点きません。 あとTH8RSはUSBで直接PS3、もしくはPCに接続してください。 ハンドル側にはUSB端子とLANケーブル(ペダルなど)で使えるっぽい端子と丸い差し込み端子(電源ケーブル)しかありません。 そこら辺を承知の上、購入を検討してみては? 手持ちのステアリングコントローラーのFFBや回転に物足りなさを感じてる人にお薦めです。 初心者にはお薦めしません。高い買い物なので悔いのないようご注意ください。
RENDEZVOUS
Roberta Flackの声に癒される。
気負いのないお洒落な大人の音を聴かせてくれるこのアルバムは、是非ウィスキーのロックを片手にどうぞ。
#リマスターで再発されて本当に良かった:-)
渡辺貞夫 (as), Steve Gadd (ds), Marcus Miller (el-b, key), Richard Tee (el-p), Ralph MacDonald (per), Eric Gale (g),
Anthony MacDonald (per), Barry Eastmond (key), William Eaton (arr), Roberta Flack (vo)