英語で名セリフ!―ドラマ、アニメの決めセリフ、英語にするとなんて言う?
ずっと愛読してきたメルマガの記事が1冊の本にまとまるということで、発売前から楽しみにしていました。
ドラマやアニメの名セリフが、本物のバイリンガルであるあれっくすさんの手で料理されると、こんな風になるのですね。
お題完成までの過程も、思わずクスッと笑えます。
肩の力を抜いて、楽しく英語を覚えるにのにぴったりの本です。
この本で覚えた、英語バージョンの名セリフ・・・使えるシーンごとに分けられているので、さっそく明日から使ってみることにします。
まんが 水戸黄門 DVD-BOX 其の壱
私が行くレンタル屋に置いてなかったので、思わず買っちゃいました。
幼少時代に1981年くらいに見た記憶が蘇りました。
現代の漫画には劣ると思いますけど、
助さんの剣術、格さんの襷で百人力!
ベタの内容ですけど、悪人を裁く黄門さま御一行の雄姿がここにあります。
なかなか面白くて教育上悪くないと思いますので、お子さんと見るのも良いと思います。
どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三 (集英社文庫)
2001年に単行本で刊行された、「どこかで誰かが見ていてくれる――日本一の斬られ役・福本清三」が 、「ラストサムライ」公開を期に文庫化されました。
一通り再読しましたが、文庫版あとがきがついた以外、単行本版と内容に違いはありません。含蓄に跳んだ大部屋役者の人生哲学、興味深い日本映画の裏話はもちろん、単行本に掲載されていた写真資料なども(多少割愛されていますが)収録されています。
表紙写真は、文庫版のほうがアップで格好いいですね。
「ラストサムライ」出演で、名実共に「世界一の斬られ役」になられた福本先生。すでに単行本版を読んでいましたが、いまになって再読すると感慨無量なものがあります。最後のほうの「ハリウッドで時代劇を。そうすれば世界的名時代劇ブームになり、私にもおこぼれの仕事が……情けない」(要約)という一節が、いまでは少し皮肉に思えたりもします。
「ラストサムライ」をご覧になり、「寡黙な侍」ボブの風格にしびれた方も、また前から先生をご存知だった時代劇ファンの方も、お求めやすくなったのを機にぜひとも手にとっていただきたい本です。
また、もうすぐ「ラストサムライ」撮影時の裏話を綴った二冊目の本も発売されるそうで、そちらも楽しみです。
水戸黄門
このゲームはすごい。電源を入れると、黄門さまと助さん角さんが立っている。「ややや」と思っていると、なんと助さんが喋り出したではありませんか!「しずまれしずまれい!こちらにおわすお方をどなたと心得る!恐れ多くも先の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ!(角さん、おもむろに印籠を取り出し、突きつける!)者ども頭が高い!ひかえおろう!!」・・・オープニングに容量つかいすぎだ!
ゲームの中身は単純、角さんになって町をうろつき、いかにも悪者顔の奴らを殴って泣かしてから話しかけ、悪事の手がかりを得、悪代官を懲らしめるのだ。うっかり八兵衛や風車の弥七も奮戦、2面は助さんを操作する。
水戸黄門II世界漫遊記
FCソフトの水戸黄門である。
最も初期のキャラゲーの1つかもしれない。
FCでは2作目ということで、今回、黄門一行(黄門、格、助、八兵衛、弥七)は
鎖国中にもかかわらず世界進出を果たしている。
国外逃亡した“あんどう”という悪者を追って、という設定。
オープニング画面で「静まれ、静まれ! この紋所が〜」の名セリフが合成音で流れ、
微妙なこだわりではあるがFCとしてはがんばっている。
もっとも、今回の舞台である世界では印籠が通用しないはずなので、
最大の見せ場を欠いた水戸黄門になるのではないかという気がするが、
国内を扱った前作とは違う味を出したいということであろう。
内容はアクションアドベンチャーのような感じで、格か助のどちらか一方を操作し、
時にはアイテムで八兵衛、弥七と入れ替わりつつマップ上を駆け巡り、情報を収集する(黄門は宿でくつろいでいる)。
有効な情報(証拠)をゲットするごとに「てがかりメーター」が少しずつ満たされていき、
満タンになると黄門とともにステージのボスを取っちめに行くことになる。
ただし、ボスを問い詰める局面では提示する証拠品を誤ると即ゲームオーバーになる。
また、時間制限が厳しく、すぐ辺りが暗くなってゲームオーバーになるので難度はとても高い。
舞台の各国はわりと適当で、例えば最初のアメリカステージはガンマンが腕を競う時代ということらしいが、
西部開拓時代は黄門の時代から200年ぐらい後のはずである。
ドイツではドラキュラが出てきたりインドでは魔王が出てきたり、
制作者も史実的なことにはあまりこだわらずに雰囲気で押し切っている感がある。
通行人キャラも「なんとかデース」とか、中国なら「〜アルヨ」など、超ベタな語尾でしゃべる。
とはいうものの、純粋にキャラゲーとして楽しめるので、こういうところは逆にネタになって面白いといえる。