BASTARD!!―暗黒の破壊神 完全版(Vol.2)
確かに大幅な増筆や修正などで、「画」としてのグレードは上がったと思う。
しかし、読めばわかるが、随所に「このセリフいらんわ~」と思われるような
追加があったり、全体的に爆乳(笑)ムチムチ気味で違和感を感じる。
シーン・ハリのHシーンは強化されて収録されているものの、カイの解毒シーンはやりすぎで収録していなかたったり、(見たい人はまんがのもりなどでエクスパンジョンという同人誌1200円を買うべし)
という意味で完全版と言っときながら完全ではなく、リミックスです。
個人的な意見として、D・Sがギャグチックでエロ丸出しな性格になっているのが減点。ジャンプ単行本2巻ではエロいながらも、クールなかっこよさがあったのに、これはエロに走りすぎ。シーンとのからみ!でも、その面のみ強調されているのが残念。
アンチェインブレイズ レクス
イラストと物語のあらすじに魅かれて購入、
40時間ほどでストーリーをクリアしました。
とりあえず残念な点として、豪華イラストレーター、声優陣と謳いながら、
それが作中、全く生かされていなかった点を挙げられるかと思います。
同じ絵の使いまわしばかりで、寧ろキャラデザが勿体ないと思えるほど。声も同様です。
他方ストーリーはあってないよいようなものと、割り切らざるを得ませんでした。
四天王と主人公の放置っぷりは、ストーリー目当てで勝った人を確実に泣かせるのではないかと。
突っ込みどころが多すぎて、破たんもいいところです。
とは言え、40時間超の暇つぶしにはなり、ストーリーの展開を想像する楽しみもあったので、
(このストーリーには過度の期待は禁物なのだと後悔はしましたが)
買って絶対に損する…というわけではないかと思います。
Bastard guardress萩原一至illustrations
イラスト集とコミックの2冊組みです。
コミックの方はカラーページを再現した大判で、「微熱ルージュ」と「ヴァージン タイラント」が収録されています。
作品がバスタード・オンリーのイメージを持たれていたりする作者ですが、こちらは他の企画のイラストもあったりするので、ファンタジー世界のバスタードとは違う現実世界の作品も新鮮だと思います。
ただ、売り切れて入手しにくいのが辛いですね。
キヤノン EOS Kiss X50 マスターガイド (インプレスムック DCM MOOK)
初心者にとって、この本は絶対にいいと思います!! さまざまなX50の功能を説明されて、本当にこのカメラが買いたい人を大きい助かります!!! いまいろいろな撮り方法を勉強しますので、いつか素人は玄人になりたいっていいなの感じがします。
BASTARD!! -暗黒の破壊神- NINJAMASTER ガラ外伝 (JUMP j BOOKS)
本編の方の単行本(第27巻)がつまらないうえに下品なので、本作はそれに対する清涼剤のように読めた。
本作は三部構成となっている。
第一部 ガラが獣人たちとダンジョン探索する
第二部 ロミオとジュリエットみたいな異種交歓物語
第三部 いいかげんな宇宙編(鈴木土下座衛門が登場して唐突に幕)
文章は結局未完結だったベニー松山のものと比べると濃密さはないがレベルは高く、なによりこの一巻で完結しているのが嬉しい。
あとがきも面白い。
『しかし、最近は景気も悪くて、そういう大艦巨砲主義的な企画はそうそう身動きがとれません』
『『バスタード』もまた、恐竜の標本の如く、博物館の片隅にひっそりと佇み………と思ったら、動いた!生きてるよオイ!?現役かよ!?というのが昨今の状況』
ここまで正直に書いていいのか。
萩原一至自らが手がけた挿絵もレベルが高く、中東風の世界観を余すことなく表現したそれは、さすがの画力と唸らされ………というか、なぜ本編の方はこういう小ぎれいな画風で進められないのか!!!