狂夏合宿48時間耐久ハメ! ~美人マネ、エースに顧問が全裸マラソン、駅弁特訓、大乱交! 若い性欲の餌食に! ~
パッケージの絵が気に入った方なら、値段以上に楽しめます。
ストーリー自体は単純明快で、ヒロイン3人は最初からハイエナ以下の男子部員達(セリフ回しはほとんど極道)に弱味を握られ日々ヤラレまくっている設定のため、まどろっこしい導入部分は無くゲーム開始早々にひん剥かれてしまいます。
そこから先はタイトル通り、丸二日間不眠不休でハメられまくった挙句、最後には・・・まぁ予想通りのオチが待っています。ストーリー分岐はなく一本道で簡単にエンディングまで行ってしまうものの、あの手この手の陵辱イベントが詰め込まれていて、パッケージ裏の絵以外にもいろんなCGが楽しめます。
冷静に考えるとストーリーはどこにも救いのない陰惨な鬼畜系なのですが、タフなヒロイン達が発射の度に白目をむいて喜んでしまっているので、なんとなく「明るい鬼畜」に仕上がっています。CG重視で長いストーリーに付き合うのはどうも・・・という方向けの、良作抜きゲーです。
バカが全裸でやってくる (1) (カドカワコミックス・エース)
攻めている。こんなに攻めている表紙はなかなか無いんじゃないだろうか。
攻めすぎて若干引かれている感すらある。
せいぜい、ヒロインのバストアップみたいな、よくある感じの表紙にするのかと思ったらこれだった。正直笑った。
この作品は元々は小説であり、台詞の応酬の際はどうしても動きに乏しくなりがちだが、漫画化に際し、動きのあるシーンに書き換えられていてよく出来ているなと感心した。
ヒロインがもう少し大人びていてもいいとは思う。中学生にしか見えない。それに僅かにキャラが崩れている気もするがまあ許容範囲内。
過去に原作者の著作を読んでいたら、にやりと出来る箇所もあります。
満足出来る作品です。
蛇にピアス [DVD]
最初は、映画館で観ました。
映画館という逃げられない場所で感じた痛みは、ルイが感じているであろう痛さほどではないですが、
この映画を忘れられない作品にするのに十分でした。
渋谷の若者の世界の描写も、ちょっと極端なような気もしますが、とにかく原作に忠実です。
台詞までほとんど一緒。ただ、ここまで映像化できたのはすごい。
映画に単なる癒しという娯楽や、常識的な予定調和を求めている人には余りお勧めしませんが、
先入観を捨てて、空っぽな気持ちで観れば、
空虚で、乾いた世界の中で、痛みとセックスだけが現実感を抱かせるという、危うい感覚を、
共感はできないかもしれませんが、理解できると思います。
ルイを演じる吉高由里子は、その後の彼女からは考えられないような、過激なシーンを演じています。
しかし、彼女のヌードに期待して軽い気持ちで観ると、期待を裏切られるかもしれません。
その後の彼女のファンは、ショックを受けるかもしれないことを覚悟をした上で、観てください。
なお、ちょっと辛口ですが、吉高由里子が演じるルイは、やっぱりちょっと無理している観があり、
余り自然にはじけては、いないように感じますが、若干19歳の彼女が、ルイの乾いた心とその痛みを演じきったことは、奇跡に近いように思います。
映画単体では★4つですが、吉高ファンのため、★5つとしました。
原作は後から読みました。改めて本作が良い映画であることを認識しました。
2時間もあれば読めてしまいますので、映画を観て良いと感じた方も、消化不足だった方も、
原作を読むとまた違った感想を抱くかもしれないですよ。
PolePole!(DVD付)
アニメはそこそこ見るけど「村田あゆみって誰?」って状態で衝動買い
結果はまずまず。
典型的な最近のアニメソングって感じで、際だった特徴はないけれど、その手のものをお望みの方(わたしも含まれますな(笑))には、クリーンヒットってところ。
#ホームラン・・・ではないかも
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
社会起業家と呼ばれる人が増えています。この流れは、自分が「良き社会」であると考える姿、すなわち自分の持つベストの思想を、少なくとも世の中の大半の人々が関与している経済活動に乗せることで(そして、収支を黒字にすることで)存在意義を間接的に証明し、最終的に合理化しようとする(世に正しさを訴える)人が増え始めた、ということかも知れません。
この本を読むと、著者のとてつもないパワーが、自分が信ずる「良き社会」や「良き人のあり方」というものと、「人をいじめる人」、「表面ヅラの良い国際機関」、「バングラデシュの現状」というものの間にある大きなギャップに対する悲しみや怒りを源泉にしているのだと感じました。著者はこのギャップを素直に見つめることで、大きな悲しみを感じ、そしてその悲しみが怒りに変わることで、非常に強いエネルギーを発散しながら、通常の人たちには相当困難に思えることを乗り越えていきます。
ここで、著者があえて「バングラデシュの現状」という、「日本の現状」との差異が大きいものを挑戦の対象として選んでくれたことで、社会起業や起業の意味、さらにはビジョンと呼ばれるものの源泉が、クリアカットされた気がします。
日本という先進国に住む人たちは、「社会の在りよう」も「人の在りよう」も、どうやら20世紀の間に本当に最適化されてしまったと感じているように思えてなりません。本当に、この状況が最適なんだろうか?疑問を持つこと、ギャップを感じることの大切さを、この本は伝えてくれます。