「マザーウォーター」 [DVD]
昨年観た映画の中でも特に印象に残っています。
とってもいい映画ですよ。
「自分にとってちょうどいいものってなかなかわからないよね。」
そんな内容のセリフがあり、劇場で大きく頷きました。
他にも一連のシリーズ作品同様、素朴で、しかし心に響くセリフがたくさん出てきます。
「肩肘張らなくていいんだよ」と、やさしく肩をたたいてくれるような映画です。
真・恋姫†無双 一 DVD生産限定特装版
仕事場では絶対に使用できないマウスパッドが付いています。
しかし、使いづらいことこのうえない。ホントに単なるネタの世界だ。
肝心のDVDの中身のほうは面白いですよ。
相変わらず馬超と孔明がいい味出しています。
第二席から本物の劉備が加わり、今後の展開に期待が出来ます。
なお、「真」がついてから露出度が上がった感じがします。
ゴールデンガール
ハーモニカ奏者のShimaは、演出や作曲、言葉のセンスにも恵まれている、日本の音楽界では、貴重な存在(ライヴもいいですよ)。
その演奏は、ことさらテクニックを誇らず、のびやかでカラフル、さわやか。ときに叙情的。
…生まれながらの“長調”人間みたい。
このファースト・アルバムでは、モーツァルト風の《ピリオド・ピース》、ジャズっぽい《三つのアメリカ素描》 が圧倒的。
内容が濃いので、通して聞くと、必ずバテてしまう。
わたしは、13あたりで、ブレイクを取ることにしています。
後半は、何故かミュゼット風の《東京子守唄》と、ラストをきれいに飾る《ゴールデン・ガール》にはさまれた、《ソナティナ》に注目。
Shimaのカラーがよく出ていると思います。
ジャケ写も非常に可愛い。
劇画・長谷川 伸シリーズ 沓掛時次郎 (イブニングKC)
小林まことが敬愛する「義理と人情の作家」長谷川伸の小説を原作とした「劇画 長谷川伸シリーズ」の第二弾。時代劇だ。前作「関の弥太っぺ」に引き続き本作も良い。実に良い。本当にハズレのないマンガ家だと思う。唯一、?がつくのが「ガブリン」か。
登場人物を小林まことの作品のキャラクターたちが演じるというのがファンには堪らない。遠い昔の映画にあった「オールスターキャスト」という言葉を思い出す。
このシリーズでの小林まことの肩書きは、脚色・構成・作画となっている。本作の原作である「沓掛時次郎」を読んだことがないので、どの程度の脚色を施したかはわからないが、笑いの部分は間違いなく原作にはない彼のオリジナルだ。この笑いと物語の根幹である義理と人情の物語のバランスが素晴らしい。「1・2の三四郎」「柔道部物語」等の作品の特長である「笑える熱血マンガ」で見られる笑いと熱血の絶妙なバランスに通じるものがある。
好きな小説家の作品を自分が生み出した愛すべきキャラクターで描き上げる。長いマンガ家生活を送ってきたマンガ家だけに許される特権のような気がする。
ところで、役者「岩清水」はいつ、どのような役で登場するのだろうか。ものすごく気になっている。
ライフ・イズ・ジャーニー [DVD]
ショートムービーと言うと、まだまだ小難しい感じがありますが、この作品は肩の力を抜いて見ることが出来ました。
特に日常の小さな「変なこと」を探して元気を取り戻す「ヤ」はちょっといいめっけモンって感じでした。
ラーメンズの小林賢太郎さんのファンで見たのですが、言葉の面白みを扱っていたり、「非日常世界」を日常的に描いていたり、ラーメンズのコントに通じる感覚もあり、ラーメンズファンはなかなか楽しめるのではないでしょうか。セリフのない小林さんの演技もとても新鮮でした。