家で作れる 有名店のプレミアハンバーグ (タツミムック)
書店に行っても、欲しい内容のハンバーグ本は全然無かったので、
ずっとチェックしていたのですが、やっとそれらしい本を見つけ
ました。
行列ができるほどのハンバーグ店には行った事が無かったのです
が、この本を買ってからレシピの味をチェックする意味でも、数
店舗回ってみました。好みもあるかと思いますが、だいたい美味
しいお店ばかりでした。個性的なお店もたくさんあります。
内容的には有名店のレシピがそのまま載っていたり、家庭用にア
レンジされたスペシャルレシピだったりと取り上げ方はお店によ
って様々ですが、家庭でこのポイント(けっこう驚きの材料を使
ってたり)をプラスすれば、間違いなく、味がレベルアップでき
るでしょう。
華麗なる食卓 1 (ヤングジャンプ・コミックス)
料理漫画でも珍しい、どこを向いてもカレーばかりのカレー漫画です。
カレーにもこんなにたくさんの種類があったんだ、と驚きます。
連載誌がYJということもあり、真剣な料理漫画に比べてしまうと劣りますが、
笑って楽しく読めたら一番だと思います。
(ちなみに私は、この漫画はラブコメだと思って読んでいます)
最近は濃いキャラクター達と、食べたあとのリアクションがどんどん激しくなっていくので、
それを楽しみに読んでいます。
本編のあとにレシピもついていますし、家で作るカレーにも使える小技がドンドン出てきますので、実用的でもあります。
渡哲也 俺
大スター、渡哲也の半生を本人や関係者のインタビューを交えて描くドキュメンタリー作。
渡氏は「西部警察」の大門団長のように完全無欠のタフガイというイメージが強いが、現実は何度も病と闘い休業することがあり、悩みながら生きてきた様子がつづられており、衝撃的であると同時に深い感動を覚える。
特に、渡氏の苦悩で印象的だったのは、直腸がんにより人工肛門になることを迫られた話である。
渡氏が直腸がんになった1990年初頭でさえ、芸能人ががんだけでなく、人工肛門であることをオープンにすることがタブー扱いであった。
しかし、悩みながらも隠すことなく振舞う姿勢に渡氏の人間としての強さを感じ、思わず涙を流しならページをめくってしまった。
また、本書の残念な点は、石原軍団の役者が舘ひろししかピックアップされていなかった点である。
神田正輝や峰竜太などの話も読みたかった。
それでも、実弟の渡瀬恒彦との関係や妻子との仲など滅多に明かされないエピソードが細かく述べられ、貴重な写真も多いため、ファンの方にとってたまらない本であることは間違いない。