The Death of The Artists
イタリアのメロディック・メタルバンドの6th。もう6枚目となったがVoが替わり路線変更した3rd以来良くも悪くも全く変わっていない。成長がないともとれるがこの独特の声を持ったB級クサメタルは貴重な存在だ。若干ではあるが疾走度が戻ってきている。Voの関連作品で一番印象に残るのが未だデスデモナの1stってものな…エヴァンゲリオンのメロスピカヴァー収録"
BREATH OF ETERNITY
イタリアのメロディック・メタルバンドの3rd。前作では疾走感溢れるクサメタルをプレイしていたが、ハイトーンのヴァッセから中音域のデスデモナのVoにチェンジ。音楽性もガラッと変わり、疾走曲もあるにはあるがミドルテンポ主体で浮遊に富んだKeyを纏った正統派よりのメロディック・メタルに変貌。最初聴いた時はデスデモナにしか聴こえなかったが歌メロが平凡であれほどのクサ味が激減。初期ファンはガッカリするだろうがそれなりに質は高い
ウェン・ジ・オーロラ・フォールズ・・・
イタリアンXaメタラーの2ndはストラトからの影響が未消化だったデビュー作「HEIR OF POWER」から一気にクオリティを高めた見事な一枚。
クッサクサの鍵盤フレーズ乱舞が印象的な疾走主体の楽曲に線が細く、いかにもイタリアなイメージのボーカルが載る、まさにB級万歳な美味しい作品で、輸入盤レベル聴けるリスナーには十分訴求する代物。
とにかくそのクサメロが素晴らしく、DARK MOORの2ndの領域に意地でも及ばんとする意気込みが伝わってきそうな#2“Don’t Kill Me Again”や、B誌のF氏もお気に入りの#7“Perpetual Fury”などクサメロ愛好家には堪らないハズ。
現在もシンガーを替えて活動している彼らだが、個人的にはクサメロ最盛のこのアルバムが一番好きだったりする(笑)