精神科は今日も、やりたい放題
以前内海さんの講演会を拝聴しました。ブログなどの文面からして、過激なことをおっしゃるかと思ったら厚労省や製薬会社や学会が普通に公開しているデータに基づいて、とてもたんたんと事実を話していかれる、という感じでした。私の周囲には薬で大変なめにあった人が決して少なくない割合でいます。精神科に入院してこの本の内容に近い状況に遭遇した人もいます。本人、家族、医者、その位置関係まで似ている。。。。。「薬がどんどんふえていくんですよ〜」と話す知り合いに対して「逆にしんどくないの?」というと「しんどいですよ。めまいはするし、吐き気はするし、寒気もする。」「じゃあなんでのむの?」「何かいわれたりしたとき落ち込みが100くらいになってたのが10くらいにへるんで気持ちがラクなんです」。。。この本を読めばそれがどういうことなのか推察できると思います。いや、もしかしたら本当は読まなくても本能的にはわかっていることなのかもしれません。残念なことに当たり前に起こっていることがこの本には記されています。
マンガでわかる!統合失調症
中村ゆきさんの前作「私の母は病気です」を読んで、つらいことも
あっただろうが支えあって生きていくのが、病気であろうがなかろうが
人間の本質ではと気付かされました。
新刊がでていたので、読んだところ今回は当事者の方の体験に加え、
必要な情報が盛り沢山でこれ一冊あれば事足りてしまう内容の濃さでした。
精神科医の難しい医学書よりも理解しやすく、又各種手続きまで網羅し、
そのうえ当事者の方の繊細な心の描写が素晴らしかったです。
当事者の方もそうでない方も是非一度読んでみて下さい。
人に優しくなれるような気がします。
エミリー・ローズ デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
霊の類を何一つ信じてない自分としてはエミリーは精神病の類だったんだと思いますね。
単純にそう思いながら見ても、あの凄すぎる演技力に圧倒されました。
作中の霊肯定派の意見は理解できませんでしたが。
見る人によってだいぶ印象の違うと思いますが、
霊を信じてる人にはとても衝撃的な内容なんでしょう。
主演女優の演技力に☆4
インランド・エンパイア 通常版 [DVD]
長い間モヤモヤとして理解できなかった心の曇りが腫れ渡りました。
その理由は
ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」第100回にてこの映画を
取り扱っており、その一通りの解説がなされていた為です。
なるほど、と唸ること暫しこの映画の面白さを理解しました。
ほんとこの映画を理解するには
リンチ自身の人となりや、好きなものから映画まで
また過去の映画などを知っていないと読み解けないことが分かりました。
町山智浩さんアリガトウ!!
また好きなる映画が一本増えました。
ぜひみなさんもポッドキャストを聴きに行ってみてください。