ワン・ナイト・イン・ダブリン~トリビュート・トゥ・フィル・リノット [DVD]
スコットとブライアンのツインリードが無い、ジョン・サイクスやスノーウィ・ホワイトが出演していない等の批判も聞かれた本ライヴですが、あくまでゲイリーのステージである事、そして彼がリジィに在籍していた頃までの曲の再演である事を考えれば、先述の批判等無関係に心から楽しめる内容だと思います。やはりリジィの曲はブライアン・ダウニーのドラムが一番ですね。そこにツインリードが乗っかると、フィルの姿が見えてくるかのようです。ゲイリーの声はフィルとはまるで異なりますが、フィルの魂を自分の心に呼び寄せるかの様に感情を込めて歌っている姿が印象的でした。歴代ギタリスト達との競演も本当に楽しんでプレイしていて、観ている方も顔がほころびます。圧巻はラストの「パリ散」のエンディングソロで、ギターでフィルの魂に語りかけてる様な、まさに鬼気迫るトーンに息を呑みます。他にインタヴューも、良い思い出も悪い思い出も隠さず語られており、ファンには興味深い内容だと思います。必携、必見です。
グレイテスト・ヒッツ+グレイテスト・ヒッツ・ライヴDVD<スーパー・ショック・プライス>(DVD付)
サイクスマニアは要注意、サンダー&ライトニングでのライブ映像にて肝心なサイクスのソロが直前でFAします。
腹が立つので手はださないほうがイイと思います。
CDのほうは音質、音圧とも改善されてて、旧リマスター盤よりも断然良くなっています。
スパニッシュ・ギター~ベスト(紙ジャケット仕様)
ゲイリームーアファンは必ず持っているべきベスト盤!!基本的構成は「バックオンザストリート」「コラシアムII」のセカンド・サードからの内容です。注目すべきはタイトルトラック「スパニッシュギター」・・・79年イギリスで発売されたシングル、まさに奇跡のCD化です!!フィルライノットのボーカル入り・ゲイリー自身のボーカル入り・インストバージョンの3テイクを収録しています・・・特にゲイリーバージョンは初CD化と言う事で、世界的にも貴重です。「パリの散歩道」に匹敵する哀愁漂う素晴らしい名曲です!!※紙ジャケの意義は、あんまりないかな(笑)。
ワン・ナイト・イン・ダブリン~トリビュート・トゥ・フィル・リノット [DVD]
だからダウニーを後から映すなって!はげで光って良く見えん!まあ、それは冗談として、スコット登場の時、ゲイリーとの画像の切り替えが多少気になるが、音質含めて問題はないでしょう。フィル・トリビュートと言うか、ゲイリーオンステージかな〜?個人的には、サイクスのレスポールブラックビューティーが大好きなんだけど・・・当時シン・リジーをHRと位置づけしていたけど、久し振りに聞くと、ポップスかな?しかし太って二重顎のゲイリーのギタープレイは十分堪能できます。買って損はないDVDでしょう!