The Black Parade
my chemical romanceの2nd。
今作は、ロブ・カヴァロをプロデューサーに迎えた
「死に瀕する患者が最後に見たのは、奇妙なパレードだった」
というコンセプトのアルバム。
前作にあったダークさは薄れ、メロディックパンク、パーティロックよりの音楽性に変化させています。
そこに前作で見られたダークさがちらほら。
ここで、前作のダークさや激しさを期待していた人は、肩透かしをくらうかと思います。
しかし、そのせいで駄作になったのではなく、
その変化した音楽性で非常に良曲を作り出しています。
特にアルバム前半の展開は、秀逸。
シングルにもなっている「Welcome To The Black Parade」は、
中間QUEENを思わせるような、劇的な展開やギターサウンドがあり、
非常に盛り上がり、感動を誘います。
前作のような、ダークでメタリックな疾走する曲を期待する人にとっては、
つまらないアルバムになる可能性は大ですが、
個人的には、非常に楽しめる良盤。
ただ、やはりそこにアーティストとリスナーとの
「my chemical romanceに求めるもの」の相違が
感じられるかもしれない。
これで離れるファンも多そう・・・
そんなある意味問題作。
私は良盤派。
ザ・ブラック・パレード
精神面を充たしてくれる歌詞と壮大でポップさをほどよく含んだロックなメロディーは何回聴いても飽きることなし! このアルバムは「死」という永遠のテーマをマイケミ的に表現しているんだけど、このアルバムを通して聴くと 精神的な面で救われる人がいると思います。人生について改めて考えさせてくれます☆ それにしてもマイケミは中毒性ありまくりです!
Birthday of 12 Questions
国産エレクトロスクリーモバンドの1st。東のベガスということで。スタイルは確かに同じだが実際はかなり違う。終始アゲアゲでアッパーなメロで押しまくるベガスに対し、こちらは”癒”?のようなものに観点を置いているようで、叙情的で泣きの強いメロディが歌にもGにもKeyにも聴かれる。それを象徴するのがピアノでかなりの導入具合である。エレクトロとへヴィさの(リフ)バランスが悪い箇所もあるが期待出来る"