ボレロ 火の鳥 & 展覧会の絵 [DVD]
2003年にロシアで録画したDVDです。
西本さんは,現在の指揮服とは違うパターンの詰め襟エンビです。マオカラーというべきか??
指揮者をメインに録画してますので,西本氏が好きな人には,かなりよいDVDだと思います。
わきたつ聴衆,花で飾られた指揮台,抱えきれないほどの大量の花束のプレゼントを見ると,
ロシアでもご活躍なんだなあ,と正直うれしくなります。
演奏ですが,「火の鳥」は,火の鳥が舞う様子や,悪魔が出てきて踊る,といった情景が浮かぶようで良いです。
「展覧会の絵」も,後々,他でも録音されていることからすると,得意曲なのかなと思いますし,
明解な演奏で,聞きやすいと思います・・・が,ちょっとざっくりしてるような感じがしました。
ティンパニーのフォルテが若干強すぎなのと,金管の立ち上がりがそろってない時があります。
オケのせいかもしれないし,西本さんがまだ若かったのかもしれませんが。
どの職種でも,女性がほとんどいない中を切り開いていくのは,大変ですよね。
注目されやすいけど,批判もされやすく,気が張ることと思います。
これからも頑張ってほしいです。
ライムライト
彼女の新しいアルバムが発表される度にその演奏や感性が洗練され、円熟度も増しているのは素人の私にも判ります。
原曲がクラシックでもロックでも彼女にかかると寺井尚子のバイオリンジャズになってしまう。
最早、彼女のバイオリン・ソロだけでジャズアルバムを創って欲しい。そんな期待をしてしまいます。
彼女のCDを聴いて気に入った人には、ライブハウスでの生演奏をお勧めします。
とてもムーディ且つエネルギッシュです。
アドリブでのドラムやベースなどとの掛け合いには、バイオリンの繊細なイメージはありません。
演奏中にバイオリンの弦が切れそうになるほどの熱い演奏は圧巻です。
弦が擦れて弓から煙りが出るくらい熱いです!!。
村治佳織/アランフェス協奏曲&ブルゴス/展覧会の絵 ライヴ2003 [DVD]
まだ、2枚しかアルバムがないのに、はやくもライブが...でもとてもよいです。イエロー~サイエンティストなんて曲順は泣けといっているようなもの。付録のツアーダイアリーをみるとメンバーのけなげさがまたしみじみと心に染みます。買いです。おそらく2003年のベストライブです。