太田裕美 ベスト・オブ・ベスト DQCL-1134
11「さらばシベリア鉄道」(もちろん曲・大瀧詠一)と
12「君と歩いた青春」(詞曲・伊勢正三)以外は、
すべて松本・筒美コンビの粒ぞろい。こんなに太田裕美という
シンガーは恵まれていたんですねえ、佳曲ぞろいです。
以外なのが、「ぼく」という一人称で歌われる曲がすごく多いこと。
彼女の声はもちろんプリチーヴォイスなので、あえて「ぼく」と
歌わせる倒錯路線を意識的に狙っていたとしか思えません。
大昔、「銀座NOW」という夕方テレビ番組(関根勤がラビット関根時代)、
「木綿のハンカチーフ」で男パーツを宇崎竜童が唄うデュエットに
ナミダしたのが懐かしい。
松本隆、筒美京平にとってもベスト3に入る曲でしょう。
青春歌年鑑 70年代総集編
10年単位だけでも「60年代総集編」「70年代総集編」「80年代総集編」「90年代総集編」とあります。各々の曲目をみると
60年代:大半は知っているが、のめり込んだ曲はない。
70年代:ほとんど知っている。好きな曲も多数あり。当時、レコードやミュージックテープを買った。
80年代:同じくほとんど知っている。好きな曲も多数あり。
90年代:あれ、知っている曲が半分に減っちゃった。
もし、2000年代が出たら、知っている曲は半分以下だろう。
これをみると、夢中になるのは15才からせいぜい35才までだなあ。
まあ、結婚して子供ができると、そちらのルートで聴く曲も出てくるが。
次は「80年代総集編」を買っちゃおう。