あきらめない―脳梗塞からの挑戦
小学校時代から西城秀樹のファンだったので思わず買ってしまったのがこの本でした。
ご存知の様に秀樹は約3年前に脳梗塞で倒れました。この本はいわばその時の闘病記。ただ所詮は学歴(教養)ない一芸能人(スンマセン)の書いた物だけに文章の背景(時)が前後していて読みづらい部分もあれば、また家族の有難さは分かるが、それが必要な伏線で出てくるのならともかく、必要以上に出過ぎた為に闘病記としてのインパクトが少し欠けてしまった嫌いがある。
ただ、闘病記としてのインパクトは弱まってしまい、結果、脳梗塞と言う名の病の恐ろしさを伝えるには少し足りないが、幼少時代やデビュー当時のエピソードや写真も掲載されているので、秀樹を知るには結構楽しめる本ではある。
そう言う点においては秀樹ファンにはそれなりに楽しめる本であるが、秀樹に興味ない、もしくは脳梗塞と言う名の病について知りたいのであれば買わない方が無難かも?
1998スーパーライブin渚園 [DVD]
サザンのファンで、なにか一枚はライブのDVDが欲しいと思って色々探してたんだけど、真夏の果実、LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜、 ボディー・スペシャル2、勝手にシンドバッド、いとしのエリーが収録されてる、という事で、このDVDを選びました。
内容は素晴らしかったです。
音質、音量とも問題ないです。
ただ、映像だけは、ビデオっぽい荒らさがあります。DVD世代の人には違和感があるかもしれませんが、私にとっては問題ないです。
つばさ 完全版 DVD-BOX I
いやはや。
半年通して見ましたが、朝ドラでこんなにビックリさせられたことはなかった。
よくもこれだけシュールな演出を、この国民的な時間枠でやり切ったものです。
ドタバタ、サンバ、リンゴとハチミツ(もちろん西城秀樹がらみです。笑)etc、
まるで世の「朝ドラファン」の神経をわざと逆なでしているというか、
誰もが誉める「名作」の枠に収まることをあえて拒んだというか…。
案の定「ふざけてる」という批判が集中し、惨憺たる視聴率に終わりましたが
スタッフさんたちにしてみれば全て百も承知で覚悟の上、むしろ本望だったのでは。
「史上最もやんちゃな朝ドラ」とも言うべきこの作品は
この時間枠の「良識ある視聴者」の、救いがたい保守性を浮き彫りにしました。
そしてもう一つ、ド派手な部分にばかり目が行ってしまいがちだけど
(残念ながら、かなりの人がそれだけで目を背けてしまった)
ハッキリ言って内容の深さはあの「ちりとてちん」にも負けていない。
心の闇を抱えた登場人物の数々、その心理描写の細やかさは特筆モノです。
作り手が拒んでいるようなので「名作」とは呼べないけれど、
一度見たら忘れられない「怪作」であることは確かでしょうね。
これにハマったら、他の優等生的な朝ドラでは満足できなくなること確実です。
THE STAGES OF LEGEND~栄光の軌跡~ [DVD]
1974年から10年続いた大阪球場でのスタジアムコンサートのファイナルステージや75年の武道館コンサートなどあのころはビデオもなかったし、遠くまで活かせてはもらえなかったし・・・本当に見たくてたまらなかった映像の集大成です。この年になってと思いますが、一気に青春時代へと呼び戻してくれる映像であること間違いなしです。スカパーで放映されたものを録画した方、7トレジャーのビデオをお持ちの方はそれも含まれます。プロモーションビデオのボーナスDVDもついてます。今の秀樹も大好きです。最近のコンサートのDVDもどんどんでるといいですね。