菊池俊輔BGMコレクション SHUNSUKE KIKUCHI SONG BOOK 1968-1975 非情のライセンス、タイガーマスク 他
さすがメロオケ(インスト)の天才、菊池俊輔先生! メロオケは戦闘シーンには欠かせないもので、マルチ録音(別々に録ること)を嫌う菊池先生は一斉にオーケストラを演奏させて、歌の代わりにメロディーを乗せていたりしていましたが、これを聴くと菊池先生の技量は凄いんだなぁ!と、改めて気付かされました。
OVA 新 破裏拳ポリマー [DVD]
1993年から始まったタツノコOVAシリーズは「キャシャーン」「ガッチャマン」と続き、この「新破裏拳ポリマー」で締め括られた。
最初の2作品が専らシリアスだったのに対し、このポリマーではギャグも多く取り入れ、一味違ったものにしている。尚、お色気に関しては、先の2作品同様、程よく取り入れられている。
ストーリーも壮大で面白く、また、ヒーローとしては1人で全てを背負うせいか、武にはキャシャーンやガッチャマン以上に熱いものがあったと思う。TVシリーズでも印象的だったど迫力の戦い振りもさらに凄くなっていて見応え十分だ。
そして、主題歌2曲が良い。九里一平社長自らの詩も素晴らしかったし、杉山真理さんの中性的で美しく響く声が良かった。
惜しむらくは、期待された続編ができなかったことだ。この2話のままの完結でも悪いとは思わないが、パルサーの素性やポリマー同士の再度の対決も是非見たかった。
だが、素晴らしい作品である。安価になり、多くの人に見てもらえるのは嬉しい。
破裏拳ポリマー DVD-BOX
70年代タツノコプロダクションのアニメは、ガッチャマンやテッカマンやキャシャーンなどあくまでもシリアスで大真面目なSF系作品と、一連のタイムボカンシリーズに代表される徹底おちゃらけギャグ作品に二極分化されると思う。そんな中でこの破裏拳ポリマーは、そのどちらにも片足づつ突っ込んだおマジメおふざけアニメ、という珍しいジャンルにはいるのではないだろうか。
まず悪役が登場する。見た目とネーミングはおふざけ調だが、やっている事はそうとうに悪辣冷酷でとても笑いを取るような内容ではない。その後場面は一転、車探偵事務所での探偵長とタケシ、テル、犬の男爵とのしょーもないかけ合いギャグが延々と続く。このへんの笑いの取り方はかなりコテコテだ。
CMをはさんで本格的に犯罪組織が暗躍を始めると、あのおマヌケなタケシと本当に同一人物かと目を疑うほど颯爽とかっこいいポリマーが空を切り裂く姿も鮮やかにいきなりな感じで登場し、敵の軍団をあきれるほどの強さで倒しまくってゆく。このあたりは全くもうタツノコプロお得意分野のシリアスSFアニメ本領発揮なのだが、事件解決後はまたまた車探偵事務所でのかけ合いコントで笑いを取ってエンディングとなるのが、全編通してお決まりのパターン。
笑っていいのか真剣にのめり込んでいいのか非常に困る、甘辛チャンポンな作品でとらえどころがない。それでも、このしょーもないおかしさとポリマーのかっこよさが好きだという人は迷わず買い、だと思う。ポリマーの変身の秘密やタケシの素性の秘密などを含めて、すべてを楽しむ事ができるはず。
ささきいさお 45周年記念ベスト 銀河航海誌
有名どころの代表曲、ヤマト、999ばかり入っているのかな?と思いつつ、
曲目を見てビックリ!充実しまくりです。
みんなの歌で流れていた「象だゾウ」もかわいらしくて。
本当は自分用にと思っていたのですが、相方の誕生日に近かったので、
急遽プレゼントにしちゃいました。
嬉しそうに聴いてくれて、少しは日ごろの感謝になったかな?
45年間も歌い続けているんですね。
とても還暦を過ぎている人の声には聞こえないです。
最近のコロコロ変わる、タイアップ系のアニソンも見本にして欲しいです。
「このアニメなら、この曲!」と言うのがなくなりつつあるので、
淋しい限りです。