月刊 アフタヌーン 2011年 12月号 [雑誌]
『APPLESEED XIII』の連載が開始されるということで、読んでみたけど、これがなかなか、良かった。『018』の宮川輝ということもあるが、期待できそう。
まぁ、士郎正宗ファンとしては、彼以外の人間が「アップルシード」を描くのはちょっと残念だけど、しかし、あの作品が、繰り返し、アニメ化されることを見ても、年月の経過に耐える、傑作SFコミックであることは間違いない。
しかも、今回は、デビュー作『018』で力量のあるところを見せてくれた宮川輝の大抜擢によって、力の入ったところがよく分かる出来になってる。『018』のときも、キャラクターの描き方や、マシンアクションのシーンの良さが目立っていたけど、今回もそう。デュナンの可愛らしさも戦闘シーンもいい。今後も期待できそうだ。
その他では、『ヒストリエ』が連載再開。11月にはちょっとした付録つきの単行本、第7巻も出るようだ。
そうそう、今月号自体にも表紙イラストのポストカード6枚が付いている。
ああっ女神さまっ ホーリーBOX(初回生産限定版)
色々な仕掛けを解きながらゴールを目指すゲーム。
主人公が直接、物を押したり扉を開いたり出来ないのでテンポが悪く感じた。
「かけあい」のシステムのおかげで女神達の声がよく聞こえるけれど、たまにうるさく感じる事もあった。
イベントはフルボイスで図鑑でいつも確認できる。
途中、ゲームが止まってしまうバグがあった。
全体的に穏やかなゲームに感じたので刺激を求める人には不向きだと思う。
BOXのイラストは大変綺麗。同梱の時計はゲームに出てくる時計と少し違っていた。
Single Collection
もちろん曲はいい曲ばかりだしいいんだけど…彼女の「Sweets」「All of me」を持っていたら必要なさそう。それにどうせならBESTにしてアルバム曲も収録して欲しかったです。「FOOLISH DREAM」なんかはシングル曲よりも断絶感動したんですけど…。めちゃめちゃファンな人か全く彼女のCDを持ってない人なら良いかな?
ああっ女神さまっ(41) (アフタヌーンKC)
今回は無敵のスリュムのエピソードがなかなか面白かった。
とは言え、長い間に積み重なってきた「お約束」が重い鎖になって、キャラクターが伸び伸びと動けなくなっているように感じた。(もうずっと感じているのだが…)。40巻を越えて今なおファンを引きつける、ものすごいエネルギーを持った作品であることは間違いない。だが予定調和で満たされていくストーリーが延々と続いていくのも勿体ないと思うのは余計なお世話なのだろうか。