スウェーデンに愛をこめて
アート・ファーマー (Art Farmer 1928年8月21日〜1999年10月4日) は、アメリカ合衆国アイオワ州出身のジャズ・トランペット奏者、フリューゲルホルン奏者。ジャズ界の中でも真面目な性格で演奏に対しても真摯な態度で一貫して安定した美しいフリューゲルホルンが最大の特徴といえる。ジム・ホール (James Stanley Hall 1930年12月4日〜) は、アメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー生まれのジャズ・ギタリスト。今やその存在は世界的に有名で現代ジャズギター界の巨匠で、演奏は多くのギタリストに影響を与えた、優しさのある美しいギターの音色は世界中のファンに愛され続けている。アルバムは1964年の録音で邦題は 「スエーデンに愛をこめて」 ギターのジム・ホールとのコラボがすばらしい。他の共演者はベースがスティーブ・スワロー、ドラムがピート・ラロカのクァルテット。選曲が日本人の琴線に触れる哀愁のスエーデン・メロディが人気の秘密かもしれない。この録音から14年後に 「Big Blues」 で再びジム・ホールとの名演が残される事をこの時は誰も知らない。
(青木高見)
ブラス・シャウト
アート・ファーマー (Art Farmer 1928年8月21日〜1999年10月4日) は、アメリカ合衆国アイオワ州出身のジャズ・トランペット奏者、フリューゲルホルン奏者。ジャズ界の中でも真面目な性格で演奏に対しても真摯な態度で一貫して安定した美しいフリューゲルホルンが最大の特徴といえる。アルバムは1959年の録音でファーマーを中心に8ブラスのピアノレス・テンテット。アレンジはベニー・ゴルソンで演奏には参加していない、テナーを入れない事への心配りが憎い。たった一曲モーニンでティモンズがお情け程度に参加。昔、ジャズ喫茶で話題になったアルバムで当時はテンテットって何のことだか解らなかった思い出がなつかしい。
(青木高見)
バグス・オパス
たまにはJazzでもと思いながら、そういうば最近ご無沙汰のミルト・ジャクソンの未聴盤ということで本作他2枚を購入。彼の代表作といえば「Opus De Jazz」ですが、勝るとも劣らないですね。渋くて格好良くて。ジャズが一番ジャズらしかった時代を代表する作品の一つですよね。買って良かった今更ながら・・・。酒が美味いよ。
クール・ストラッティン
もう語り尽くされたこのジャケット。タイトなスカートと上品なハイヒールは半世紀近くも前のものなのに何と新鮮なこと。そしてもちろん中身(?)の音楽も最高にしゃれているんです。ズジャージャ、と少し引きずるようなリズムはまさにこの写真にぴったり。「かっこいい」ジャズの代表作。
ライヴ・アット・ザ・ハーフ・ノート
ジャスを聞き出したのは中学1年。このレコードはそのころから始めたレコード収集で何故か買わなかったのに40年以上も気になっていたものです。今回購入してみると、長い間気になっていた甲斐があったというもの。ライブの穏やかな雰囲気のなかで、メンバーが溌剌たるプレーを展開。久しぶりにわくわくしながら聞いた5つ星級パフォーマンスでした。ジャズ好きのすべての方にお勧めできます。