「知識」を「得点力」に変える解き方ガイド。
まさに看板に偽りのない副題です。
最初に読んだときは「そんなもん気づくかっ!!」
と思いましたが、だんだんと点数の取れる考え方が
身につくようになりました。
最近の国家2種では普通に勉強しただけでは見たこともない
学者が出ますが、本書の解き方を身につけたうえで過去問演習を積めば、
なんとか3問ぐらいは解けるようになるはずです。
このシリーズは他の方も評価されているように、評価が分かれる本だと思います。
私のように田舎で公務員試験の予備校もなく公務員試験の情報を身近に得ることができない人間にとっては貴重な情報が書かれていたので参考になりました。(公務員系の予備校に通われている方にとっては当たり前の情報ばかりなのかもしれませんが・・・)
私は行政職で受験するわけではなかったので、
あくまで教養部分の記載ページの評価ということでレビューを見てください。
まず、受験する際に、どのような科目がありどのように勉強を進めていいのかがわからなくどうしよう。と考えていた時に本書を手に取りました。
一通り内容を見て、大体の公務員試験のイメージをつけることができたのは大きかったと思います。
その後、勉強を進めていくうちに(過去問を解いていくうちに)本書の内容と実際の公務員試験問題との違いもありました。そのあたりは自分で修正して自分なりの勉強法を確立していけばいいと思います。
以下良かった点と悪かった点です。
良かった点 ・全体的な公務員試験のイメージは掴むことができた。 ・一般知識系は過去問から直習する方法をしった。これにより無駄な本を読む必要がなくなった。 ・良書を知るきっかけになった。この本で紹介されている本をAmazonで評価チェック→評価の高い本は購入。ということができた。ただし、この本で悪く紹介されている本でも実際に本屋で見てみると「使える」と感じる本もあったので、あくまで本を買う際は下見なりAmazonの評価チェックはしたほうがいい。
悪かった点 ・他の方も挙げられているように情報が古い。○○年度版と書いてあるが過去の年度版とそれほど内容が変わらない。 ・値段が高い。もっと安くてもよいと思う。
以上です。いい点と悪い点があり、個人的にはこの本を読んでよかったと思いますが評価としては☆3.4くらいでした。
人文科学や政治学などを電車内でコンパクトにできるんじゃないかと思って購入しました。 数的処理や経済原論は余白に書くことが多いんでDSでやろうって方が無理がありますし、下手に暗算のクセがついたらケアレスの元になります。
それで評価ですが、スクロールも決定もタッチペンでしかできないLECに比べて操作性はかなりいいです。ただ、片手で操作できるとあるのにLボタンで決定操作ができないのはどうかと。
そして肝心の内容ですが、過去5年間の過去問以外収録されていません。これはかなりマズイです。どの科目も網羅性でいったら3割がいいところでしょう。 過去5年の問題にこだわらずに、広く浅くでいいんでTAC厳選の良問を該当科目の全テーマ収録してくれたら凄いソフトになったと思います。
あと問題なのは、試験直前期になると過去の〜年度問題を時間を決めて模擬試験のように解く人もいると思いますが、このソフトをやってしまうと過去5年間の問題がほぼ全て「やったことのある」問題になってしまいます。
あと大学や予備校に通っている人は図書館や資料室に公務員〜試験の〜年度の問題というような問題集があると思いますのでさらに需要がなくなるかとおもいます。 よって操作性5と内容1の間で星3の評価にさせていただきます。
これを書いているのは2010年です。
現時点から考えて、既にかなり古く、改訂が必要になってきています。
ただ、本自体はきちんと要点がまとめられていて、よかったです。
私は人文科学はすべて、これとダイレクトナビを併用して使いました。
行政系科目の導入本としては最適な一冊です。
最初に3回くらい読んだら過去問集に移り、問題を解いていきましょう。
その後も1ヶ月に2回くらいは読み直して知識の確認をする必要があります。
本試験直前まで使えるので、長い付き合いになるでしょう。
巻末には付録として学者名と理論名がまとめられており、とても便利です。
膨大な数がありますが、私は毎日2つずつ覚えて試験までに全部暗記しました。
しかし、発売から7年以上経っても一度も改訂されていないというのは大いに問題アリです。
政治学や社会学は出題範囲に流行のようなものがあるため、最新の過去問集などで
知識を補う必要があるでしょう。
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