沢尻エリカこそ、現在のパフュームに端を発するエレクトロポップブームの元祖であると勝手に思っているわけだが、今回もパフュームよりも遥か昔からテクノポップをやっていた知る人ぞ知るオーバーロケットによるREMIXを収録と、彼女のファン層にはまるでヒットしそうにないであろうマニアックなテクノポップファン向けの人選をしているのはなかなか渋い。
テレビ朝日のナイトドラマの原作となっています。
まず、ドラマをご覧になって興味をもたれた方はちょこっと注意です。
ドラマでは「葬儀屋さん」な印象ですが原作はあくまで「掃除屋さん」。
大友さんと桃子がバイトで、桃子が「大友くん」と呼んでいたりと、大分設定が異なっています。
会社名からメンバー構成、桃子の特殊能力も違っていて、ゆえに、雰囲気も大分違います。
なので、すっごいおっちょこちょいな桃子と、しょーがねーなーと気づけば手をかしてる大友さんが好きな方(局所的)とかは、がっかりーの無い様にご注意を...
笑い要素は少ないものの、素直に面白かったです。
4話構成で、1話完結ですが最後までもってくるものもあったり。
ピンチ!とはらはらしたり、なるほどなあと納得したり。
読み進めていてとりあえず最後まで飽きないし、なにより読みやすかったです。
今が旬なおすすめです。
霊感猫のヤマトくんの背中に引かれて表紙買いしましたが、アタリでした。 オカルト好きにはツボ満載ですが、そういう方面を知らない方でも気にせず読み進められる程度の絶妙なさじ加減。 巻末にはオカルト・ヤンキー用語解説も付記されてるのでご安心を。 とくに往年(苦笑)のオカルト好きなら、登場人物名からしてもう大ウケですし、コネタまでマニアックなところを突いてきますからいちいちニヤけてしまいます。 オカルト肯定派なのに霊感ゼロの元ヤンキー女子、否定派なのにどうも霊感アリの元エリート報道マン、そして黒猫。 超お約束のこのコンビが巻き込まれる事件は、どれもなかなかに今の世相を繁栄した「ありそうな話」ばかり。 ミステリーとしては物足りない部分もあるけど、話のテンポが良いのでサクサク読めます。 深夜枠でドラマ化されそうな画が浮かびますよ。 ぜひぜひ続編も期待!!
前作では翔が休職して終わり、続編出ないのかなぁと思っていたので嬉しかったです☆モップガール2は翔が復帰します。そして今回は未樹がピンチ!? さらに桃と翔の最初の出会いはもっと前だったとか、桃の父の死の真相が明らかに。なにより二人の距離がちょっと近づいた感じがします。 まだ恋愛には発展しないんだねぇ。3も出てほしいなぁ。
普通の清掃会社かと思いきや、
事件・事故現場の清掃も請け負う宝船社。
社長を始め社員はみんなちょっと変わり者。
そしてそんな会社に勢いでバイトに入った
主人公桃子もやっぱり変わり者・・・。
4編からなる短編集。
事件や事故の清掃をしていると、急に体に異変を感じるようになる桃子。
その異変はどこから来るのか?
事件・事故を詳しく調べていくうちに
桃子や変わり者の社員たちはその真実を突き止めて行く。
まぁ、血どばぁーーーー、脳ミソぷしゅーーーーの世界だと
最初に言っておきながら
あんまりそうでもなかったよな。
まぁ、それはそれでいいんだけど。
話自体はミステリーと呼んでいいのか?
まぁ事件事故がらみだし、
しっかり探偵っぽくやってるし、
ミステリーはミステリーなんだろうけど、
なんとなくすべてにおいてコメディーっぽくて読みやすかったです。
刑事のコンビが里見に横内・・・
初代水戸黄門の助さん格さんコンビの名前を拝借して
時代劇マニアな桃子との接点をこの辺で垣間見せるところは
面白かったけど。
最後の章で
さらに続編がありそうな予感。
ドラマとはまったく別物のようなので
小説だけを楽しめればいいかな、と。
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