秋の学芸会で、いちごのクラスでは『鶴の恩返し』を演じることになりました。・・・ところがその配役をめぐって学級会は騒然・・しかもいちごのお母さんが病気で入院することになってしまいました。 一巻からどんどん強くなっていくいちごをみていると自分もがんばろうと勇気が出てきます!!絶対読んでほしい!!『いちごは、いろいろな大切さを教えてくれます』
☆今現在、イラストレーターとして活躍中の、かつて『ニューウェーブ』世代と呼ばれた漫画家、さべあのま氏の代表作。今や死語?だが、トレンディ・ドラマのようなムードが特色。ほのぼのとした、明るい描写も印象深い。仕事一筋に生き、恋愛や異性に疎い、少女漫画家、モト子先生のキュートな人物像が魅力的★。
倉橋耀子さん 作 さべあ のま さん 絵 の いちご を娘から借りて全五巻を読み終わりました。
児童書ですが大人でも十分読み応えがありました。
大切なことー人間関係ーを優しい言葉で教えてくれる本です。
一筋縄でいかない現実の中で心を豊かにすることを教えてくれる良本ですね!
どうやって自分を守り、友人を作り、自分に誇りを持てるようになるのかを
丁寧に描いています。
「いちご」ではアトピーとその跡に悩みそれを理由にイジメを受けながら
次第にたくましく成長していく女の子の話です。
また光を始めとした登場人物の心理描写がとても心憎く、深いです。
ひらがなが多いのでどうしても児童文学は、と思われると思いますが、
これが漢字できちんとした大人向け文体で書かれていたら名作になったのでは?と
思うほどです。
アニメ化してほしいとも思う本だと思います。
アトピーでなくても、今、いろいろな困難にあっている方にきっと、このいちごに自分を重ねて
読んで共感できることが多いと思います。
この中には思春期の入り口での純粋な恋の話もあります。
きっと大人の方が読まれると、ノスタルジーを感じるのではないかと思います。
私の家では娘がまず読んで、そして父親である私も読んで、娘にはこれからの思春期の
大波について知り、成長した父親である私には、異性ではありますが、忘れかけていた大切な
心を思い出させた本でした。
さべ あのま さんの絵がとても好きです。
とても感性の豊かな方で、ストーリーと絵が本当に良くマッチしています。
毎回その絵から、ものすごいオーラーを感じてしまいました。
素晴らしい画力です。
絶対に大人でも楽しめると思います。改めて、おすすめです。
小学生の頃読みましたが、大人になった今でも、多くの方にこれをお勧めしたいです。倉橋燿子さんの作品は、私は涙無くしては読めません。すごくつらいけれど、一緒に乗り越えたい…そんな感じなんです。生き方に、ずいぶん影響を与えられた本です。とてもきびしいもので、そしてとてもあたたかいものです。自分もそうありたいと思うような、私の日々の中でも、その言葉や考え方をよく思い出すようなお話です。
現在「おひさま」で連載中の「スージーちゃんとマービー」のアニメ版。 内容としては、 原作は4ページほどの短い話なのに、うまくアニメ化されています。 姉のスージーと弟のマービー、犬でありながら話すことができるピーブニー博士たちの、ほのぼのとした日々。 マービーはいたずらっ子でよくスージーに怒られる。けれどもすぐ仲直りして、本当は仲が良い。 安心して子供に見せられるアニメです。
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