幸宏氏のこの時期が好きです。曲も渋いのからロックまで幅広く、ファッションも洗練されておりファンなら購入しても損はしないと思います。 ディスクには、オリジナル音質、副音声、5.1ch、という音質構成になっていますので、副音声で当時の話が聴けてお得です。 YMO時代のドラムを叩く姿も格好良いですが、歌う幸宏氏もやはり男前です。
YMOの歴史の中で最も高く評価されているのが81年の、いわゆる中期YMOです。その前年に売れまくったためにやりたい放題やってしまって、作成されたのがBGMとテクノデリック。テクノデリック発売直後のツアーを収めたのがこのDVD。あの独特なライブの模様をファンは絶対に知っておくべきですので、ライディーンしか知らない人でも購入をお勧めします。それだけの価値がある歴史的なライブです。
ただ、これを新宿コマ劇場へ実際に見に行った者としては、欲求不満を覚える作りでもあります。この時のライブは、途中まで白幕が前に垂らされたまま進行し、照明もものすごく暗かったので、見ていてもメンバーが何をやってるのかさっぱりわからず、映像ではそれを誤摩化すためにライブとは直接関係ない写真などが唐突に挿入されています。また、数曲がカットされており(いくつかはONE MORE YMOなどで聞けますが)、それも不満を覚える理由の一つです。
映像は仕方ないかとも思うのですが、全曲収録の完全版が出てくれないかとずっと願っています。
2003年8月リリース。昔LPで聴いた『増殖』の『Nice Age』・『CITIZENS OF SCIENCE 』・『TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE)』が聴きたくなったのだが、『増殖』を普通に選択しなかったのはTed Jensenのマスタリングに期待したのだが大正解だった。各楽器が実にクリアになっていて聴いていて気持ちが良い。インナー・スリーブの中でわざわざ坂本龍一が彼のマスタリングについて一言触れているのも頷ける。
それ以外にもレア・トラック『M-16』など価値の高いベスト盤になっている。マスタリングはこうやって欲しい、の見本みたいなアルバムである。
頭の中がエロで渦巻いていた当時中学生だった俺ですが
「愛の出発」その他以上に心に残ったのがこの曲でした
あの強烈な原体験が、ダンドゥットやマレーポップに親しむという
今の幸せな音楽人生に導いてくれたものと、感謝しています
このCDのおかげでで地雷除去に関して興味を持った人がかなり多かったと思いますね。
音楽で世界を旅行してるような気持ちになります。
|