最初、法学生のジュリア・ロバーツという役柄に抵抗がありましたがお話が進むにつれハラハラ・ドキドキなストーリーに気にならなくなりました。政治的陰謀が背景のこの映画、日本人の私たちには登場人物の顔をはっきり覚えながら見ていないと、誰が裏切り、誰が嘘をついているのか分からなくなりそうです(笑)。ストーリーはジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンがものすごい良い頭脳を使って陰謀から逃れるために走り回る知的なサスペンスです。派手なシーンもあり、追っ手から間一髪で逃れていくスピード感&緊張感もずっと続くのでハラハラ・ドキドキ度はかなりのものです。
原作者が執筆時からジュリア・ロバーツが演じる事をイメージして書き上げた作品であることは有名な話し。彼女の出世作のひとつに数えられることとなった。劇中では、命を狙われたことから終始不安な表情ばかりのジュリアでしたがラストでの命を救われ安堵感漂う、花をバックにしたジュリア・スマイルを浮かべたシーンには、初めて見た時の感動が頭から離れませんでした。ストーリーは、長丁場ではありますがテンポの良さに救われたサスペンス。25才の彼女が見られることとなった(涙)プリティ・ウーマンは、好きではありませんがこちらの作品で彼女のファンになったひとりです。DVDからの買い替えです。画質・音質とも不満は、ありません。オススメ!
john grisham を最初に読むのなら、一番いいかも。法律用語たる専門用語も少ないです。文体が印象的でした。
本作は様々な要素をあいまいにすることにより
観ている我々の想像の翼を広げてくれる
実に脳に良いサスペンス映画となっております。
(主人公たちはCIAに操られた存在なのではないか?など。」
現実において、全てを完全に解明することは至難の業であることを考えれば
本作にはある種のリアリズムが宿っているといえるでしょう。
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