" 本のタイトルを見て興味は持ったものの半分は疑いながら読み始めました。と言うのも寒冷地の山奥でそんなことが可能とはすぐには信じ難いところがありましたし、よくある誇大強調型の読み物かも知れないと思ったからです。ただこんなことがこの時世にもし出来たのなら日本の農業にとって画期的な事例であり、また失業問題への一筋の光明になるかとも思ったりしながら読み進みました。ところが藤原村長の発想が素晴らしいことが徐々に伝わってきて、気がついたら一気に読み上げていました。
成功した要因は村長の視点が農業のみならず、教育、高齢化対策、地域活性化、海外の大学との協調、輸出推進等、地方自治の範囲を最大限に広げた行政手腕にかかるところが大きいと思われます。 戦後の日本が大都会中心に発展してきた経緯の中で、地方都市や農村の疲弊は著しいものがあると云われていますが、「農山村はまさに屋根のない学校、屋根のない病院である」と云われる村長の言葉には長い間の努力と実績に基づく強い信念と自信を感じとることが出来ます。
私は山登りが趣味で、文中に出てくる八ヶ岳、金峰山、朝日岳、国師岳等にも登った経験があります。金峰山は標高2595m、秩父第二の高峰ですがアルペン的雰囲気の漂う山頂からは富士山、八ヶ岳、南北中央アルプスそして秩父の山々が展望でき、特に好きな山でした。これら標高二千m級の山々に囲まれた陸の孤島のようなこの地域がまさに川上村であったとは本書を読んで初めて知りました。このような高冷地で村役場の標高も日本一の高さ(1185m)にある寒村が平均年収2,500万円の農村に生まれ変わった経緯そのものがまさに日本の農業の抱えている諸問題に対するアンチテーゼであるように思えます。これからの日本の農業の進むべき方向性、さらには地方自治のあり方を教示する貴重な一冊であると感じました。
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このCD最大のウリは、SWS佐野直喜のテーマだと思います。このテーマ曲を欲しいと思っていた人には、待望のCD化ではないでしょうか。SWS関係が多いので、知らない曲の方が多くて迷っている方、この1曲だけでも「買い」だと思います。私もその口です。
最高です! 今や亡くなられた方々も含め・・・勇姿が沢山つまっております。 文太兄ぃがトラック野郎そのまま最高のバカっぽさ、嵐寛先生良い味出してます。 この映画を未見の方も是非一度ご覧下さい。どこかで見たことある!という俳優テンコ盛りで、皆いい顔してます。 思わずニヤリと引き込まれますよ。 ピンクの岸田さんもイイね。
一番星ブルースやその他効果音などが収録されていて、個人的には満足です。
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