近作は既に仲が良い(彼女になっている)ストーリーでヤキモキする内容が多いですね。
相変わらず変態(褒め言葉)な内容盛り沢山で良い感じです。
梨穂子のムチムチ感がたまりません。
このアニメの感想は最終回への不満だけで終らせたくないのでここで率直な感想を述べます。
学園ラブストーリーというより青春ドラマとして非常に面白いアニメでした。
「青春ドラマ」と書くのは主要キャラのみでなく、恋愛に関わることのない里中なるみなども含めて登場人物が成長する物語だからです。
終盤にかけて明らかになったテーマは「孤独」でしょうか。それまで外の世界を恐れ心を閉ざしてきた星乃結美、二見瑛理子、甲斐栄二はそれぞれ友情、恋愛、自立をもって外の世界へ踏み出していきます。
特に甲斐栄二は登場当初から大人びたキャラでしたが、期待通りスマートな成長振りを見せてくれました。
と、ここまでが23話までの感想です。最終話の感想は殺伐としてくるので8巻目のところに書きます。
まず、私は「アマガミ」なる恋愛ゲームを全く知りません。ゴメンなさい。
したがって、ゲームからのスピンオフストーリーということで、さぞかしコアなネタに終始しているかと思っておりましたが、全く普通のシチュエーションにおける普通にありそうなストーリー。これがまず最初の意外。
要するに「元がゲームシナリオ」といった違和感がまるでないのです。
私がかれこれ25年前に感じていドキドキ感が、今の若い世代にもやはりドキドキなのだなあ、と、本当にごく自然に受け入れられました。
画は本当に綺麗で、東雲氏の仕事の細密さもさることながら、ディフォルメなどを用いない高度な技術による人物の感情表現は一見の価値あり。アニメの「アマガミSS」では恐らく表現不可能な細密描写には全く感服いたしました。
先行レヴュアー様お気に入りの第8話の扉画はもちろん素晴らしいですが、同8話P166の上段コマの綾辻さんの表情は、殺人的に可愛過ぎ!!
一番の「意外」は、この「純」恋愛物語が、「ヤングアニマル」誌上に掲載されていたこと。株式会社 白泉社様、誤解していてゴメンなさい。
胸のハートをくすぐる、恋のDVD。全部見るのが勿体ないぐらい面白い!!頭の中がスッキリするよ!!
発売日にわざわざ買ったのですが、
まだ空けてすらいないのでよくわかりませんね。
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