2000年くらいからのテーマソング集ですね。
ただ、西浦さんのやさしさに変わるまでを入れるなら、そうだろうと迷わずにも入れて欲しかった。
近畿地方以外では馴染みがないかもしれませんが、高校野球中継の歌といえば西浦さんです。
あと、夏川りみの君よ8月に熱くなれ、我那覇美奈の8月の風、馬場俊英のスタートラインなど
挿入歌やエンディングテーマも入れてほしかった。
最近の熱闘はつまらなくなった気がしますが、2000年代前半の熱闘はよかったし、
これらの歌を聴くだけで熱くなります。
「熱闘甲子園」でも見たんですが
佐々木監督の言葉、あらためて文章で読んで泣きました。
私は元高校球児でもなんでもないんですけどね(笑)。
音読しちゃいました!
「熱闘甲子園」等で流れています。この曲を聴いているとこの夏の高校野球の名場面が蘇ってきます。高校球児への応援歌ですが、自分への応援歌にも聴こえてきます。作詞は共作ですが本人も手掛けています。バンドの音にストリングスが加わった編曲も楽曲の良さを引き出してます。
PVも甲子園で撮影されていて、高校野球ファンにはたまらない内容です。
まだまだ若い、川上ジュリアさんに期待を込めて、星5つにしました。
'08年のAugusta Campは
デビュー10周年のCOILを盛り上げるトリビュート企画があり、
そこからこのアルバムは誕生しました。
(残念ながら佐藤洋介さんは体調不良のため
西武ドームのオープニングしか顔を出せませんでしたが)
数あるCOILの楽曲からさまざまな組み合わせ・サウンド
視点によって生まれ変わった曲がそろっています。
もちろんCOILプロデュースのシングル2曲も収録。
オーキャンでのトリビュートで歌われた8曲は、
いずれもアーティストと選ばれた曲のマッチングがお見事。
特にスガシカオさんがトリビュートした「LOVELESS」は
テクノ色の強い原曲をよりバージョンアップさせた
最近の傾向による面白さを生み出しています。
またトリビュートされる側のCOILも1曲製作。
こちらも女性ボーカルの葉葉さんのふわふわ感が生かされています。
そして全員参加の「カウンセリング&メンテナンス」も
それぞれの面白さが出ている楽しい仕上がりになっています。
実は原曲に今年のオーキャンの音を貼り合わせているのですが、
その貼り付け感が逆に面白さを生み出しています。
こういうことができるのもオフィスオーガスタの強みといえます。
とにかく、このアルバムにはオーガスタアーティストならではの
強力な武器がたくさん閉じ込められています。
できれば初回盤のDVDも見てほしいです。
こちらも個性満載の仕上がりです。
有名な「奏」「全力少年」「ボクノート」「ガラナ」
そして最新曲である「マリンスノウ」を含め、
スキマの通算10枚のシングル曲が全て収録されている、本当の意味でベストアルバム。
もちろん、曲の質もベストアルバムと呼ぶにふさわしい。
まあ、スキマの曲自体に駄作は一つもないのだが。
一曲一曲時間をかけて丁寧に作詞作曲しているからこそだろう。
その中でも良い曲がバラード系とアップテンポ系バランス良く厳選されている。
全て良い曲と言うしかないが、一番のオススメは「マリンスノウ」
一足先にシングルも買ったのだが、
自分の中で歴史に残る名曲。
どうしてあんなに切なく優しい歌詞、メロディーが作れるのか?
そして大橋さんのあの声。すべてがマッチしている。
失恋したときにこの曲を聴いて涙しない人はいないだろう。
ちなみに恋真っ最中の人には「ガラナ」を聞いて欲しい。
勇気、元気が出ること間違いなし。
最後に、お分かりの通りこのCDは本当にCDだけである。
DVD等の特典は一切付いていない。
それでもこれだけ売れている理由は、曲の完成度が高いことに他ならないだろう。
そして、スキマスイッチというグループへのなじみやすさ。
だから、メーカーが儲けようとして販売しなくても、自然に売れるのだ。
コブクロのアルバムを越えるロングセラーになってもらいたい。
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