私はこの作品の原作からのファンです。姉妹二人だけで頑張っているけなげなところもいいですが、なにより大家さんやお隣さんなどのキャラもいいと思いますよ。CMのに入るときのカットは結構笑いを誘ってきますよ。ぜひ皆さんに勧めたいです
とにかく、キャラクタデザインがすっきりとして、かわいい感じで、それだけで好感度が高いです。ページをパラパラめくって、姉妹の絵を眺めているだけで癒されます。カラーのページも結構あります。 ストーリーは、基本的に1回読み切りの繰り返しで、ハードで緊迫した場面はあまりなく、きついギャグがあるわけでもなく、リラックスして読めます。ゆるい楽しさとでも言うんでしょうか。登場人物の数も、ゆっくり増えている感じです。2巻目が楽しみです。
ストーリーの詳細はアマゾンさんのあらすじであっている訳で、また、個人的にもこの商品は気にいっています。
個人的にはあれです。
「ALWAYS−三丁目の夕日」って邦画がありましたよね。
あれ、凄まじく売れたんですよ。
私に言われるまでも無く、皆さんご存知でしょうけど。
多分、訴えかけたい主題はほとんど同じだと思います。
何も無いけど、幸せだった。皆が助け合って暮らしていた。
これを訴えかけた商品ってどんなジャンルでも、今の所、ほぼ例外なく評価が高いんですよ。
(宗教ががっているものとサヨク主義が絡んでいる物を除いて)
理由は色々に考えられるのですが、日本人の求め続ける原点なんでしょうね。
そうなると、当然にして、その「助け合う姿を描写・演出できているか?」と「何も無いその現実を楽しむ姿が演出できているか?」その二つによって評価が大きく分かれることになります。
私がこの商品に対して最高評価をさせてもらう理由はその部分の仕事が完璧だからです。
雷が怖いけど妹のために雨の中を突っ切る姉。姉のために料理を作る妹。
当然、家にプールなんかあるわけ無いけど金ダライで楽しむ姉妹。
随所に盛り込まれるそのような仕事が完璧です。
特にこのDVDに収録される第1話、夏祭りの話はそこがパーフェクトでした。
かずといずみさんが持ち込みを始めてから10年の、2008年。 主に「電撃大王」に掲載された短編と、同人誌からピックアップされたかずといずみさんの短編集です。 同人誌は、3〜5日で描き上げてしまうのだそうです。 すげ〜。
1本が12,3ページくらいの短編が14本入っています。 話が短いこともあり、絵本か童話を読んでいるかのような気分になります(特に同人からのお話が)。 かずとさんの作品は、どれも読後感で嫌な気分になることがほとんどありません。 また、1編を除き、主人公は全員女の子で、キャラも9割方が10代の女の子です。
帯に、私屋カヲルさんが「かわいい、さみしい、あったかい」とコメントされてます。 はい、そのとおりです。
萌百合漫画と思いきやかなり真面目で少しシリアスでほのぼのとした作品で良い意味で驚きました。
会社の上司と部下の関係とかも良く考察されています。
キャラクターもカワイイだけでなく内面的な魅力がかなりあります。
家にカワイイ嫁がくると聞くとファンタジー系だと感じる方もおると思いますが、
内容はかなり現実的なストーリーです。
これはネタバレを読まないで本誌を読んでほしいです。
あと黒タイツがすばらしいです。
黒タイツ少女はこの作者の絵が一番だと思います。
ちなみに「くろよめ」とは黒タイツをはいた嫁の略称だそうです。
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