悪くはないのですが内容量に比べると値段が高すぎます。 本編は雰囲気で見せるアニメなのでややボイスが少なく感じます。 又、回想シーンなどで背景がほぼ皆無な所もあるのでいくらオリジナルアニメといえもう少し値段を下げられたんじゃないかなと思いました。
ミニアニメかわいいです。ミニアニメの方が皆が『喋っている』と感じました。
それをふまえてもどうしても見たい方はご購入を!
ついに最終巻!今回は戦闘シーンも多くありましたが物語の方に触れたいと思います。
バーコフ隊の各員が最後どうなるのかは予想できましたが今までのボトムズシリーズに無いひとり一人の表現で、あったと思いました。特にバーコフの「この中に医者は…」のセリフがイキで、ザキの行動も驚きと悲痛さが今シリーズの余韻をより印象づけられました。
ペールゼンが終盤に登場の姿やファイルについて語った内容には”ああ、そうきたか!”とも驚きでした。詳しい事はネタばれになるので内容には触れませんが前巻までのペールゼンが、やや不当な扱いであった事も演出的な意味である事にも気づかされました。
今シリーズはバーコフ分隊の大規模な異能生存体の検証が明確になり、ウォッカムの野望にも決着がついた処で終了でしたが全話を見終わった感想としては正直な所、今シリーズの伏線がいろいろ残ったままでは?と思いました。
例えば
・ザキにはペールゼンが絡んでいた事。ザキがキリコに託した部分。
・ペールゼンは今シリーズ内でキリコの生死を確認できていない。
・ペールゼンとロッチナは繋がりが明白になるのか?
など、少し上げただけでも、これからまだ物語として膨らませてゆける要素が沢山あります。また、今回でもTVシリーズ前に繋がった部分は、はっきりとは描かれて無いですし、ペールゼンがキリコ達を葬ろうとする(ラストレッドショルダーの冒頭シーン)時には軍(あるいは関係の組織)にペールゼン自身も、なんらかの方法でどう戻ったか?な点もあります。
さて、劇場版の製作が発表されましたが始めは今シリーズの単なる編集版かな?と思いましたが予告映像では「すべては振り出しにもどる」との言葉が今回の最終話でファイルの内容が内容だけだった事もあり非常に気になります。
再編集のみだと今の時代では劇場に集客が難しいと思うので新しい部分もあるのでは?と期待してしまいます。あるいは完全新作!?
いずれの内容にせよ2009年「ボトムズ」が大スクリーンで見れる事を楽しみにしたいです。
2008/8/26追記 残念ながら劇場版は全12話編集が主のようです…。
主人公の男の最低っぷりがすごい。(ゲーム本編の主人公とは別人) そのみじめでどうしようもない境遇に、他人とは思えない親近感を感じる。 聞く楽しみを奪うのもなんなので話については触れない。 人によっては、今のご時世になんじゃこのアナクロな話は馬鹿馬鹿しい。 で片付けそうだが、そうじゃないんだ!! 古き良き時代を思い出す、この超庶民的さ加減がイイんだ!! ゲーム本編が好きでも、イメージが崩れたって人がいそう。 違いのわかる、人生に疲れている大人の方にオススメ。
CGの絵柄に関しては好みの問題なのでなんともいえないが、
PF特有の”動く背景画”っぽいATのCGは個人的に好み。
問題は動き。
そしてやっと、違和感の理由が判明。
全ての動きの緩急が少ない。タメがなく、ススーという感じだ。
セルの時のようなATのオーバーアクションもない。
具体的に言うと、ローラーダッシュ中の方向転換する時に膝が沈み減速、
そのあとホイールスピンからグリップを取り戻して跳ね上がるような
加速がないのだ。
(反対にグリップを取り戻しながら徐々に加速というパターンも)
あと、降着姿勢〜通常姿勢の移動量の緩急や揺れも少ない。
当然、これだけだはないのだが、長くなるので残りは省略させていただく。
たた、手書きのエフェクトで多少表現が補強されてるので、旧世代の
TVゲームのCGデモよりは救われてるが・・・・・・。
そして効果音にも問題あり。
音質は昔にくらべれば確かにいい。しかし、地味で個性がない。
昔のボトムズが奏でていたコクピット内でなる電子音や、
動くたびに鳴る関節のきしみや、うなる音がなくなってる。
非常にさびしい。
リアルじゃないからとかは、理由にならない。入れるべき。
そして、これら上記の演出を先日発売されたPS2用のソフトが
リアルタイムCGムービーやゲーム中で再現してしまってるのだ!
そう、本家のOVAスタッフではなく、下請けのゲーム会社がだ!
この事実があって現状のデキを納得しろというのは、
一ファンとして認める事はできない。
話の内容的にはスクラップの渓谷に吊り下げられた要塞や、
AT経由で操作する巨大砲などファンタジーの部分もあり
ミリタリー一辺倒ではない、ボトムズらしさがしっかりある。
そしてザキの心境の変化?や、コチャックという今までにないキャラが
出てきて、そして何をやらかすのか、面白くなってきた。
次はどんな作戦にかり出されるのだろう、楽しみだ。
2008年11月にジェネオンから発売されたOVAです。
ネットでOVA第4巻の少佐の演説シーンがアップされていたのを見てこの
作品に興味を持って、今さらですがヘルシングの漫画を読んでDVDを
見てみました。
第4巻までのサテライトさんからマッドハウスさんという制作会社に
変わって、映像が気のせいか少し落ち着いた表現になった気もします。
というか、これから本格化する「戦争」の嵐の前の静けさ? ペンウッド卿
の殉職シーンは漫画でも泣けましたがアニメでも泣けます。また大槻ケンヂ
さんの歌が流れるシーンはOVAならではの名シーンだと思います。
第4巻の演説シーンの感動の後、また第6巻からの大戦争にへの期待も
あって、ちょこっと星を減らして4つの評価としました。
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