「はやぶさ」以来流行りの宇宙モノにハセガワも参入。 キット内容は流石のハセガワモールドです。 ただし全長約155mm x 1φmmのアンテナ等の細いパーツが多数あり 製作中もしくは完成後でも気を付けないと破損しそうです。 可能な所は真鍮線に置き換えるのは必須でしょう。 また、インジェクションキットの限界で ブームのトラス構造がムクで再現されています。 ここは是非ともエッチングパーツを発売して頂きたい。
それと、もう1つ購入し映画「スタートレック」の あのシーンを再現してみようかと妄想中です。
ターゲットがどの辺なのか・・・宇宙好き、(元)天文少年向けとしても、
かーなりアサッテを向いてる感じがするのですが、
冷やかしで手に取って読んだら、ページからにじみ出る熱量に圧倒されました。
これが字と無機質な図表だけの「日本の人工衛星一覧」みたいな本なら、
「ああ、専門家向けの資料本ね」と、とても読もうという気にならなかったでしょうが、
擬人化してプロジェクトX風の泣かせるストーリー立てにすることで、
一般人にも訴求するメディアになっています。
萌え本だからこそ、擬人化だからこそ、実現しえたマニアックな書です。
また、日本の宇宙開発が、失敗も含めた技術と経験の積み重ねで
やってこれたことを述べているのも意外なポイントです。
たぶん、この本は、JAXA(その前身のNASDA、ISAS、NAL)の技術者が
もっとも伝えたかったが、自分たちが言うと言い訳にしかならなかったことを伝えるのに
成功しているのではないでしょうか。
これは萌え本カテゴリでオタク書店に配本するのはモッタイないですね。
JAXAの宣伝パンフとして全国の小学校に配布すべきです。(「ふりがな」が必要か)
あと、英語版をJAXAのサイトで公開するとか。。。
「はやぶさ」が大好きな上司の影響で読んでみました。
「はやぶさ」の本は初めて読みました。
久しぶりに、読んでわくわくする本に出会いました。
本書を読むまでは、宇宙開発の必然性に懐疑的でしたが、
読み終わってから、すっかり「はやぶさ」のファンになってしまいました。
著者のエンジニアとしての技量、マネージャーとしての力量、
そして人格の素晴らしさに触れた思いです。
これだけ難易度の高い技術を、平易な言葉で、分かりやすく、
また面白く説明されていることにも感嘆しました。
”人事を尽くして天命を待つ”という言葉がありますが、
「はやぶさ」のプロジェクトはその言葉を見事に具現化
したものと感じました。
エンジニアなら、是非読んで下さい。
必ず得るものがあると思います。
エンジニアを目指す人も、是非読んでみて下さい。
将来を後押ししてくれると思います。
エンジニアと無関係の人も、是非読んでみて下さい。
きっと、感動出来ると思います。
もし俺が女の子に生まれていたら やくしまるえつこに嫉妬して絶望して ステージの真ん中にマイクをそっと置いて 女の子を引退すると思う。あぁ。
宇宙飛行士に宇宙体験を聞き出しまくる本だが、立花氏のあの伝説のインタビュー力が、 有名な宇宙飛行士たちから、宇宙体験の裏話にとどまらず、宇宙体験を通して、思想、精神にどのような変化が訪れたかまでも、どんどん引き出していく。 その結果浮かび上がってきた宇宙の、おぼろげながらも神秘的な姿に、立花氏はインタビューをまとめて結論を出すことを敢えてしない事を選択した。 興味深く、また、面白い一冊。
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