パッと見ではやはりアメリカっぽいゲームであることは否めないが、映画を知っている人にとってはそれで良いかもしれない。ゲームの内容はタイトルを見ての通り監獄からの脱走である。それを映画に則ったキャラクターごとにミッションをこなしていく。映画を見た人にはにやりとするシーンがたくさん出てくる。やや映画を見ていないとつらいかもしれませんが見た人なら買って間違いはないと思います。
台所下においたその日から、確かに見なくなった気がします。来年のシーズンにもう一度購入して試してみます。
原著は1956年に書かれ25ヶ国語に翻訳された日本では知られざる国際的なベストセラー。実に感動的なドキュメンタリーです。内容的には前半のソヴィエットのラーゲリ送りの顛末(ソヴィエットの弾圧体制の実情にあらためて目を開かれる)と後半の脱出行の二部よりなり、いずれも筆舌に尽くしがたい体験からなっています。筆舌云々と言いながら本になっているではないかと言う cool head にはあえて申し上げたい。ともかくも記憶に残り筆舌に尽くし得たのは実際の3割にも満たないだろうと。
ラーゲリまでの行路だけでも凄絶きわまりないが全体からみればそれは序章かもしれない。脱出行は12ヶ月にわたる6,500キロ。シベリアの雪原を渡り、モンゴルからゴビ砂漠を越えて、チベットへ。そして最後はそこからインドへのヒマラヤ越え。最大の危機はヒマラヤよりもゴビ砂漠だったという凄まじさ。脱獄者(政治犯)たちですから地図も装備もゼロの超人的な冒険譚になっています。山の遭難などの記事を読むと人は簡単に死ぬようですが、この人たちの意志の強さは逆に人は簡単に死ぬものではないと思わせます。7人が知恵を出し合い助け合えば体力と意力の限界を広げることができる、逆にただの1人では限界は間近にあるとも思わせます。
イキナリ異世界に飛ばされて、その世界で勇者とかになって世界を救う・・・なんて話はよくあるけど、この話の主人公、渋谷有利はなんと魔王になっちゃいます!!! こんな話は読んだことがないってマジで思えますよ。 この本はシリーズ3冊目なんで、そろそろ魔王の周りの超絶美形な方々(笑)の趣味や性格、思想なんかがわかってきて、1冊目の3・5倍楽しめます♪ 今後の展開が本っ当に楽しみな作品ですネ!!! これはオススメですよ~!!!!!!
昨年洋書が出ましたが、所詮英語が理解できない私には面白さも半減以下でした。今回日本語翻訳版を入手して以来何度も読み返しています。専門用語も正確に翻訳されていますし、マックイーンファンなら読み応えがあります。晩年なぜ飛行機にハマっていったのかが以前から疑問でしたが、その謎も解けました。栄光のルマン冒頭に出てくるポルシェ911はマックイーンファン永遠の憧れですが、その点についても詳しく記載されていますので、将来ゲットできた時にはこれを参考にモディファイして、マイケル・デラニーになりたいと思います。
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